
ア・リーグ西地区のマリナーズは19日(日本時間20日)、敵地ミニッツメイドパークでのアストロズ戦に4-0で勝利。同率で迎えた首位攻防戦の第1ラウンドを制した。
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■補強した強力打線が機能
試合は両チーム無得点の初回、マリナーズがフリオ・ロドリゲス外野手の31号ソロで先制すると、4回表に、トレードでチームへ復帰したエウヘニオ・スアレス内野手の両リーグ47号で追加点。相手エースのハンター・ブラウン投手を攻略すると、7回表にはもう1人の新戦力ジョシュ・ネイラー内野手が20号ソロを放ってリードを広げた。
投げては、先発のブライアン・ウー投手が5回1安打無失点7奪三振の快投。負傷降板のアクシデントに見舞われるも、2番手のエドゥアルド・バザルド投手が2回を無失点で凌ぎ、マット・ブラッシュ投手、アンドレス・ムニョス投手の盤石リレーで締めくくった。
■24年ぶり地区優勝へ一歩前進
マリナーズは4-0でアストロズを下し、首位攻防3連戦の初戦に快勝。1ゲーム差をつけて、ア・リーグ西地区の単独首位に躍り出た。今季の直接対決は、これでマリナーズの6勝5敗。3連戦を制したチームが同率でシーズンが終了した場合のアドバンテージとなる。
前回の地区優勝は、イチロー氏がメジャーデビューを果たした2001年が最後。“愛弟子”ロドリゲスを中心に、56本塁打のカル・ローリー捕手、先発したローテーション右腕ウーなど投打で生え抜き選手たちが躍動。24年ぶりの栄冠に向かって突き進んでいる。
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