【MLB】ローリーとシュワーバー、史上初の珍記録目前「.260未満、50本塁打」 チーム“1試合平均本塁打数”は149年間で史上6位に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ローリーとシュワーバー、史上初の珍記録目前「.260未満、50本塁打」 チーム“1試合平均本塁打数”は149年間で史上6位に

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【MLB】ローリーとシュワーバー、史上初の珍記録目前「.260未満、50本塁打」 チーム“1試合平均本塁打数”は149年間で史上6位に
  • 【MLB】ローリーとシュワーバー、史上初の珍記録目前「.260未満、50本塁打」 チーム“1試合平均本塁打数”は149年間で史上6位に

2025年のメジャーリーグは、レギュラーシーズン最終盤を迎えている。タイトル争いが佳境に入っており、本塁打王部門ではカル・ローリー捕手(マリナーズ)とカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)が、各リーグのトップに立っている。

近年は長打狙いが顕著でリーグ全体の平均打率が低下。現代のトレンドを象徴する2人のスラッガーが、史上初の「珍記録」達成目前となっている。

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■長打狙いが加速……今季のリーグ平均打率.246

米データサイト『Baseball Reference』によると、今季のメジャーリーグは10日(日本時間11日)の試合終了時点で、リーグ全体の平均打率が「.246(.2460)」で1871年からの記録で史上17番目の低さとなる。近年は低打率化が進み、2022年の「.243(.2427)」は史上5番目、昨季の「.243(.2433)」は史上6番目に落ち込んだ。

一方で、今季のチーム1試合平均本塁打数「1.16本」は歴史上7番目の多さに。トップ5全てを2017年以降が占めており、現代ベースボールの特徴が浮き彫りになっている。

■両リーグの「ロマン砲」が躍動

米データ会社『Codify』の調べによると、メジャーリーグで打率.260未満且つ、50本塁打を記録した選手は過去存在しないという。10日(同11日)の時点で、ローリーが打率.241/53本塁打、シュワーバーが打率.241/50本塁打でどちらも史上初のレアケースにあたる。ここから2分以上の打率上昇は難しく、同時達成の可能性が高そうだ。

ローリーはキャリア5年目で平均打率が.224のため、これでも今季が過去最高。シュワーバーは平均打率.231だが、11年間(短縮シーズン2020年は除く)で.197から.266まで意外にも幅が広い。「ロマン砲」も極めれば、MVP級の打撃に昇華できることを証明したと言える。

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