【MLB】T・ヘルナンデスの“失策”は「初黒星の決定的要因となった」と公式サイトが指摘 捕球確率“99.4%”を落球にロバーツ監督も苦言 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】T・ヘルナンデスの“失策”は「初黒星の決定的要因となった」と公式サイトが指摘 捕球確率“99.4%”を落球にロバーツ監督も苦言

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【MLB】T・ヘルナンデスの“失策”は「初黒星の決定的要因となった」と公式サイトが指摘 捕球確率“99.4%”を落球にロバーツ監督も苦言
  • 【MLB】T・ヘルナンデスの“失策”は「初黒星の決定的要因となった」と公式サイトが指摘 捕球確率“99.4%”を落球にロバーツ監督も苦言

ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ戦に臨み、同点で迎えた9回裏に失点し3-4でサヨナラ負けした。

ドジャースがメジャー最下位のロッキーズに敗れたのは今季初のこと。試合後にデーブ・ロバーツ監督は「言葉で表現するのは難しい試合だった」と語り、サヨナラのきっかけを作ったテオスカー・ヘルナンデス外野手の失策について、「彼はこれからも成長し続ける必要がある」と苦言を呈した。

◆【実際の映像】テオスカー、捕球成功確率“99.4%”の打球をグラブに入れるも落球……

■指揮官「POと勝利に重要な部分となる」と改善促す

右翼手を務めたT・ヘルナンデスの9回裏の失策に、米メディアから厳しい意見が上がっている。

MLB公式サイトのマニー・ランダワ記者は「ドジャースのために、右翼の守備は『改善されなければならない』」と題した記事を投稿。その中で「2024年9月21日以来となるロッキーズ戦初黒星の決定的要因となった」とし、T・ヘルナンデスの2つの守備を批難した。

T・ヘルナンデスはドジャース2点リードの3回、無死一塁の場面でブレントン・ドイル外野手の右飛をワンバウンドで処理。これにより走者二、三塁のピンチを招くと、続くライアン・リッター内野手が右前への2点適時打を放ち試合を振り出しに戻した。

ロバーツ監督は3回の守備について、「二、三塁という状況にしてはいけなかった。その適時打で2点入った」とし、「努力していることは分かっている……努力不足ではない。しかし問題は改善しなければならない」と指摘。一方で、T・ヘルナンデスは「エキスパート級のプレーが必要な場面の一つだった。飛び込んでも取れなかったと思う。明らかなヒットだった」とリスクがあったと主張した。データ解析ツール「スタットキャスト」では捕球成功確率が32%の打球だった。

しかし、同点で迎えた9回裏のサヨナラに繋がる失策は、捕球確率がなんと99.4%、ミスする確率がわずか0.6%の打球にも関わらず落球した。これを放ったエセキエル・トーバー内野手は次の打者が放った適時打で生還し、決勝点を挙げた。

T・ヘルナンデスは今季20本塁打、OPS.749、チーム2位の74打点を稼ぐなど打撃で活躍する一方、守備では右翼手39人中37位とミスが目立つ。ロバーツ監督は「彼はラインナップに入る」としつつも、守備面の改善が急務と強調。「彼をスタメンから外すつもりはない。ただ、守備はポストシーズンと勝利のためには重要な部分になってくる。だから、彼は改善し続けなければならない」とプレーオフを見据えて守備力の向上を促した。

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