総合格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」は27日、さいたまスーパーアリーナにて開催され、第15試合は朝倉未来がクレベル・コイケにフルラウンドの死闘の末、2－1のスプリット判定で勝利を収めた。
朝倉は試合の翌日28日に自身のYouTubeチャンネルを更新。4年前のリベンジを果たした一戦を振り返り、今後の展望についても言及した。
◆「超RIZIN.4」でリベンジ成功の朝倉未来が復帰後235位→36位→24位と“大躍進” クレベル34位、YA-MAN99位｜世界フェザー級ランキング（2025年7月28日時点）
■クレベル戦は「俺的には3ー0で完勝」
朝倉は2021年6月にクレべルに一本負けしていたが、4年越しのリベンジ達成に「リベンジ率100パー」と語り、斎藤裕に続く第2戦勝利を喜んだ。
対戦したクレベルについては、4年前よりも打撃、テイクダウン能力、タックルも向上していたとしたが、割れた判定には「2ー1だったんですけど、俺的には3ー0で完勝した」と自信。「クレベルがブチ切れてたので……もう一回やろうぜ！もう負けないぞ」と試合後インタビューで判定結果に不満をあらわにしたクレベルに触れつつ余裕の笑みを見せた。
朝倉はクレベル対策として“三角絞め対策”のほかバックエスケープも徹底的に練習していたと明かしている。
■王座挑戦も視野に「戦うならさらに練習しないと」
また、朝倉は平本蓮戦以降の復帰戦から「この短期間で元王者2人を倒して一気に覆したというのは自分の中で大きい」と言及。「元王者キラー。王者4人倒したのでね」と元フェザー級王者の斎藤、牛久絢太郎、クレベル、鈴木千裕を下したことを挙げ「あとケラモフ倒せばコンプリートですか」とヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン）とのリマッチにもやる気を見せた。
朝倉は「本当は平本とやりたいけど、どうせまた出てこないでしょ？」とし、平本が出ない場合は年末に、ケラモフか、9月に行われるフェザー級タイトルマッチ、現王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ（キルギス）とビクター・コレスニック（ロシア）の勝者と対戦になると予想。「フェザー級のベルトを獲りに行くところを皆さんに見せれたら」と語り、「シェイドゥラエフがちょっと抜けてると思うから、戦うならさらに練習しないとね」と現王者との王座挑戦を見据えた。
朝倉は1週間の休養後に大晦日大会に向けた練習を再開するという。波に乗る朝倉が今年のお晦日にどのような試合を見せてくれるのか、期待が高まる。
◆朝倉未来の判定Vにクレベル猛抗議も……会見時の“無傷”が物語る「50：30」の差
◆【実際の動画】朝倉未来、リベンジ達成を報告！ 「クレベルがなんかブチ切れてたんで……もう一回やろうぜ！もう負けないぞ」
