【MLB】ローリーはMVP候補、敏腕記者が前言撤回「どうせジャッジかと……俺が間抜けだった」 WC枠争うマリナーズに積極補強を提言 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ローリーはMVP候補、敏腕記者が前言撤回「どうせジャッジかと……俺が間抜けだった」 WC枠争うマリナーズに積極補強を提言

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【MLB】ローリーはMVP候補、敏腕記者が前言撤回「どうせジャッジかと……俺が間抜けだった」 WC枠争うマリナーズに積極補強を提言
  • 【MLB】ローリーはMVP候補、敏腕記者が前言撤回「どうせジャッジかと……俺が間抜けだった」 WC枠争うマリナーズに積極補強を提言

『ESPN』のジェフ・パッサン記者は16日(日本時間17日)、米メディア『シアトルスポーツ』のYouTubeにリモート出演。今季記録的なシーズンを送る、マリナーズの生え抜きカル・ローリー捕手に関する話題に触れた。

パッサン記者は冒頭で、今季のア・リーグMVPについて発言。当初は想定していなかったローリーをアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)に並ぶ最有力候補であると認め、球団に積極的な補強を訴えた。

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■「歴史的シーズンを無駄にするな」

『シアトルスポーツ』のYouTube番組に出演したパッサン記者は、「皆が今年の初めに俺に聞いたんだ。ローリーはMVP候補に入れるかって。『いやいや、ジャッジだろ』と思っていた俺は慢心してたね。間抜けだった。ローリーは最高だ」と切り出した。

そして、「マリナーズのフロントも分かっている。ローリーからこんなシーズンを再び期待するのは酷だ。バリー・ボンズ、ケン・グリフィーJr、ミッキー・マントルだよ。レジェンドたちと並んでいるんだ。歴史的シーズンを無駄にしたらいけない。10月に彼が打席に立ったら、魔法みたいなことが起こるよ」と話し、ワイルドカード枠に留まっているマリナーズへ積極補強を訴えかけた。

■契約延長が打撃覚醒のきっかけに

パッサン記者によると、ローリーは中学時代にチームメンバーに入れず、高校と大学時代には「長期的に捕手は無理だ」「スイッチヒッターをやめろ」と言われたそう。プロ入り初期はクラブハウスで馬が合わないチームメートがいたことも明かしたようで、それら全てを乗り越えた反骨精神が現在のローリーを作り上げている。

そして同記者は、今季3月に結んだマリナーズとの6年総額1億500万ドル(約157億5000万円)の契約延長が転機になったと分析。「金を貰ったら満足しちゃう奴が多いだろうけど、彼は違った。もう未来のことに悩む必要がなくなったんだ。契約にサインしたとき、何かから解放されたんだと思う」と話し、打撃覚醒の一因に挙げた。

ローリーは今季ここまで94試合に出場。捕手としては72試合でマスクを被り、打率.259、38本塁打、82打点、OPS1.010と圧巻の好成績。オールスターのホームランダービーでも捕手史上初の栄冠を掴むなど、輝かしいシーズンを過ごしている。

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