MLBは15日（日本時間16日）、ブレーブスの本拠地トゥルーイストパークで毎年恒例のオールスターゲームが開催される。前日に米メディア『FOX Sports』に出演した、メジャー通算213勝154セーブを誇る殿堂入り投手ジョン・スモルツ氏は、大谷翔平投手（ドジャース）の類まれなる能力に賛辞を送った。
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■「術後2回目の方が状態が良い」
『FOX Sports』に出演したスモルツ氏は、「今回はないけど、将来のオールスターゲームでは100％投げるよ。ショウヘイ・オオタニは、なんて言えばいいか、言葉では表せないくらい凄い。仮に、彼が打つことを一切やめて1年間投げるだけに専念したら……野球界最高の投手にだってなれるよ。間違いない。3年前にこう言ったとき、みんな私が頭がおかしくなったと思ったけど、まあそれでもいいんだ。投手だけに専念することは絶対にないけれど、それだけで彼の運動能力や感覚の素晴らしさが分かると思う」と話し、大谷の持つ底なしのポテンシャルを称えた。
スモルツ氏は「ショウヘイを9月や10月のためにどう準備させるか、注目だね。シーズン後半はドジャースにとってすごく面白いことになる」と、後半戦の活躍にも大きな期待を寄せた。
大谷は同日、『ESPN』のスポーツ番組「The Pat McAfee Show」にゲスト出演。1度目と2度目の右肘手術の違いについて、「2回目の方が、リハビリの過程でも1球目を投げた感じでも状態が良いなというか、スムーズに来てるなと。今回の方が戻る自信は感じている」と手応えを覗かせた。オールスター明け、さらにギアを上げた二刀流のフル回転に期待が高まる。
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