
卓球の「USスマッシュ2025」は7日(日本時間8日)、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング8位の伊藤美誠(スターツ)は同42位の朱芊曦(韓国)と対戦。ゲームカウント3ー2で勝利して2回戦進出を決めた。
苦しみながらも初陣を突破した伊藤が試合後に自身の戦いを振り返り、2回戦についても言及している。
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■早田との2年ぶりダブルスにも注目
伊藤は韓国の実力者である朱芊曦相手に序盤の主導権を握られ、第1、3ゲームを奪われる形で先に王手をかけられた。それでも、今季好調を維持する24歳は第4、5ゲームともに中盤にわずかに抜け出す形で重要なポイントを取り切り、逆転で1回戦を突破した。
伊藤は試合後に、「彼女とは過去に2回対戦があって、1勝1敗で3度目の対戦だった。このテーブル(会場)はあまり馴染みのない場所で練習中から少し苦労していた」と試合前から抱いていた感覚について明かしつつ、「できる限り慣れようと努力は尽くした」と最善の策を練ったとコメントした。
2回戦の相手は世界ランキング31位のプリティカ・パバド(フランス)で、20歳の技巧派サウスポー相手に過去敗れたこともある。伊藤は「彼女とは3度対戦していて毎回接戦だった。実際にその瞬間になるまで予想はつかない。テーブルの感覚にはまだ慣れる必要があるが、(今日の試合で)改善できたこともある。明日以降の試合に向けて準備したいです」と意気込んだ。
伊藤は今大会、早田ひな(日本生命)とおよそ2年ぶりにダブルスを結成しており、2種目での活躍が期待されている。5月の世界卓球では自身初のシングルスメダルを獲得するなど、充実の時を過ごす24歳の戦いには注目が集まる。
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