MLBは26日（日本時間27日）、7月15日（同16日）にアトランタで開催されるオールスターゲームの1次ファン投票の最終結果を発表した。ドジャースの大谷翔平投手は396万7668票を獲得。ナ・リーグ最多得票となったため、DHでのスタメン出場が決定した。ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、最多401万2983票を獲得。外野手として先発出場することが決まった。
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■インスタでファンに感謝
DH部門でジャイアンツのラファエル・デバース内野手（136万2363票）に大差をつけた大谷。1次ファン投票でナ・リーグ最多票を集め、5年連続5度目の球宴選出が決まった。
大谷はこの日、自身のインスタグラムを更新。打撃フォームの画像に「Thank you FANS」という文字を載せ、「投票ありがとう！アトランタで会いましょう」とつづった。
DH部門でファン投票による5年連続選出は史上初めてという快挙。さらにMLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると「これはショウヘイ・オオタニにとって、オールスターゲームで5回目となるDHとしての先発出場であり、DHとしての最多先発出場記録でデビッド・オルティスに並ぶことになる」とし、殿堂入りしたレッドソックスのレジェンドに肩を並べると伝えた。
球宴出場が決まったところで、次は「ホームラン競争に参加か不参加か」という点に注目が集まっている。オールスターゲーム恒例のイベントは試合前日に行われ、強打者の豪華競演をファンも楽しみにしている。
■ジャッジは不参加明言
しかし、短時間でフルスイングを何度も繰り返すため、大きな疲労感に襲われるだけでなく、打撃フォームを崩す可能性も指摘されている。そのため、今回もジャッジがすでに出場回避を明言するなど、辞退する選手は例年少なくない。大谷も昨年は、2023年9月に手術した右肘への影響を考慮し、出場しなかった。
ナ・リーグを率いるデーブ・ロバーツ監督は先日、球宴における大谷の起用方法について、「投手としてマウンドに立たせることはない。1番DHで考えている」と明言。しかし、ホームラン競争参加に関しては「それはショウヘイ本人に聞いてほしい。私は関与しない。彼に任せる」と言葉を濁した。
今回のホームラン競争に関しては、地元ブレーブスのスター選手、ロナルド・アクーニャJr.外野手が参加を表明。投手として復帰したばかりの大谷については、コンディションを考慮し、回避するとの見方が強いが、果たしてどうなるか。
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