
ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地クアーズフィールドでのロッキーズ戦に先発登板。5回56球を投げて1安打1四球6奪三振無失点。雨天中断で早期降板の不運に見舞われたが、今季7勝目を挙げた。
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■クアーズフィールドで快投
山本は初回、先頭のタイラー・フリーマン外野手を右飛、ハンター・グッドマン捕手を中飛に打ち取ると、3番ジョーダン・ベック捕手を空振り三振に。わずか10球で仕留める危なげない立ち上がりを見せた。
続く2回も2つの三振を奪うなど三者凡退で乗り切ると、3回以降も最速95.4マイル(約153.5キロ)のフォーシームとキレのあるスプリットにカーブ、カットボールも織り交ぜるテンポの良い投球でロッキーズ打線を翻弄。圧倒的投手不利の敵地での登板だったが、5回1安打無失点で難なく切り抜けた。
■豪雨で1時間28分の中断に
試合は5回を終えた時点で、0-0の同点。6回表に豪雨が振り始め、マックス・マンシー内野手のポップフライを相手内野手が見失いドジャースが先制点。1時間28分の中断後にも、アンディ・パヘス外野手の適時打で追加点。7回表には再びマンシーが12号満塁アーチを放って試合を決めた。
山本はこの日、5回56球を投げて1安打1四球6奪三振。「1番DH」で先発出場した大谷翔平投手は、2打数1安打2四球1打撃妨害だった。試合はドジャースが2番手以降も好投し、計5投手を繋いで8-1で快勝。
地元メディア『ドジャース・ビート』は、「ヨシノブ・ヤマモトの快投を阻止したのは豪雨だけだった」とSNSに投稿。エースの今季7勝目に賛辞を贈った。
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