
ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー投手が20日(日本時間21日)、敵地ターゲットフィールドでのツインズ戦に先発。メジャー2戦目となるマウンドで6回まで無安打投球、6回0/3を投げて1安打2失点6奪三振。デビュー戦から2連勝を飾った。
ミジオロウスキーは12日(同13日)の初登板で5回無安打無失点の好投。この日も6回まで走者を許さない投球で、新人の先発投手としては1900年以降史上最長の「デビューから連続11イニング無安打投球」を披露。初回には、95.5マイル(約153.6キロ)の内角スライダーで空振り三振を奪われた打者が転倒するなど、圧巻のパフォーマンスが話題を呼んだ。
◆【実際の動画】どうやって打つんだ……!内角を抉るミジオロウスキーの「154キロスライダー」に公式驚愕!打者は空振りで思わず転倒
■最速164キロで相手打線を翻弄
ミジオロウスキーはこの試合、最速102.1マイル(約164.3キロ)のフォーシームと鋭いスライダーを軸にツインズ打線を翻弄。序盤3回をわずか34球で乗り切った。
6回も三者凡退に抑え、完全試合を継続。前回登板から11イニング無安打で、新人先発投手のデビュー戦からの史上最長記録を達成。その後7回裏に、先頭のバイロン・バクストン外野手に四球を与えて完全試合が途切れると、続くマット・ウォールナー外野手に2ランを浴びて初安打初失点。86球で降板したものの、前評判通りの剛腕ショーを見せつけた。
MLB公式Xは、ミジオロウスキーが初回に投じた95.5マイル(約153.6キロ)の内角スライダーを動画で投稿。相手打者が空振り、思わず尻もちをついてしまう鋭さに驚愕した様子。また『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、自身のXに「ブルワーズにはミジオロウスキーという将来有望なスター選手がいる。信じられないくらい素晴らしい」と投稿。次代のスーパースター候補に惜しみない賛辞を贈った。
現在23歳のミジオロウスキーは、2022年のドラフト2巡目全体63位でブルワーズに入団した屈指の有望株。敏腕記者も舌を巻く、圧倒的なポテンシャルは今後も見逃せない。
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スライダーで打者転倒FILTHY: Jacob Misiorowski just unleashed a 96 MPH slider 🤯 pic.twitter.com/O2fcXNGBJJ
— MLB (@MLB) June 21, 2025
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