バレーボールの「ネーションズリーグ2025（VNL）」は18日から女子の予選ラウンド第2週が香港で行われる。世界ランキング5位の日本は、同14位のタイとの初陣を皮切りに、同1位のイタリア、同6位の中国、同10位のチェコ共和国とそれぞれ対戦する。
第1週を4戦全勝で終えた日本女子チームについて、大会公式も熱視線。強豪との戦いも増える第2週の戦いぶりには注目が集まってくる。
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■主力が躍動した第1週の戦い
日本は4日からカナダで行われた第1週で初戦のオランダ戦に快勝。続くセルビア、カナダ、ドミニカ共和国も退けて全勝をキープした。主将の石川真佑を中心に、カナダ戦で20得点を挙げた和田由紀子やドミニカ戦で19得点を挙げた佐藤淑乃など、フェルハト・アクバシュ率いるチームの主力が躍動した。
好スタートを切った日本について大会公式も「無敗の日本とイタリアが香港プールで対戦」と展望記事を公開し、関心を寄せる。20日には日本と昨夏のパリ五輪金かつ、前回ネーションズリーグでも金のイタリア代表との“全勝対決”が実現する可能性が。日本は18日にタイとの初陣を経て戦うなか、昨季決勝で敗れたチームがチャンピオンにどのような戦いを挑めるか。
同サイトではセッターの関菜々巳のコメントが紹介されており、イタリア1部でプレーする26歳は「第1週は私たちにとって素晴らしいものとなったが、私たちは新しいチームであり、このような結果は予想していなかった」と言及。それでも、「シーズンは長く、次の試合に集中していく必要がある。過去の状況を振り返り、今後の状況をどう改善していくかを考えていく必要がある」と今後に向けても気を引き締めている。
前回大会の銀メダルを超えての金奪取を視界に入れる日本女子は、第1週を最高の形でスタートした。強豪との対戦も控える第2週でもその勢いを持続させることができるか。
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