
米メディア『ジ・アスレチック』は11日(日本時間12日)、「MLB選手たちはアスレチックスでプレーしたがらないが、好まれている監督や球団はどこか?」と題した記事を公開。匿名でアンケートを実施し、100人以上の現役選手に「プレーしたい/したくない監督」や「評判が良い/悪い球団」についてそれぞれ意見を求めた。
昨季世界一に輝いたドジャースは、「評判が良い球団」のトップに選出。2位ヤンキースに倍以上の得票差をつけた。
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■最下位は球団移転を控えるアスレチックス
「評判が良い球団」でトップに選ばれたドジャースは、126人のうち82人の得票を集めてダントツの1位。選手からは、「ワールドシリーズに勝った上で、さらに補強している。これぞプロスポーツのあるべき姿」「家族へのサポートも手厚いし、育成も素晴らしい」「誰もが勝ちたいし、金も欲しい。そこに行けば両方ある」と絶賛の嵐。40人の高評価だった2位ヤンキースよりも倍以上の得票を集めた。
2位のヤンキース以下はブレーブス、カブス、メッツ、ガーディアンズも17人以上の高評価。次いでレッドソックス、レンジャーズ、アストロズと続いた。
一方で、「評判が悪い球団」1位に選ばれたのが、2028年の球団移転を控えるアスレチックス。115人中39人と多くの意見が否定的で、「ケチだから」「(今季は3Aの球場)サクラメントでプレーするんだろう?」「知り合いがマイナーからトレードされたんだけど、食事も宿泊も酷かったらしい」と散々。ワースト2位のホワイトソックスは、「完全にゴミ箱状態」「昨季史上最多敗戦したチームに行きたいと思うか」と、酷評が絶えなかった。
また、長年低迷が続くエンゼルスもワースト6位にランクイン。「球団の上から下まで、何をやっているのか分かってないって聞く」と迷走ぶりが浮き彫りに。エンゼルスは、指揮官のロン・ワシントンも「プレーしたくない監督」の1人に選出。「携帯電話を使いたいから嫌だ」と、開幕直後にクラブハウスでの使用禁止令(現在は解除)を掲げた73歳に皮肉が寄せられた。
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