
卓球女子の平野美宇(木下グループ)は3日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。中国超級リーグの深圳大学に加入することを発表した。
中国トップ選手も在籍する強豪チームへの参戦表明に、現地メディアも熱視線を送っている。
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■21歳サウスポーも在籍
平野はカタール・ドーハで行われた「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」では女子シングルスで2回戦敗退。試合直後には過呼吸の症状で倒れたことを明かすなど状態が心配されていたが、心機一転、中国超級リーグへの参戦を決めた。
平野が加入を表明したのが深圳大学で、世界ランキング1位の孫穎莎や、同5位で期待のサウスポーである蒯曼らが在籍。中国のトップ選手と平野が競演を果たすことになる。
この一報には現地メディアの『捜狐』も関心を寄せており、「平野美宇と孫穎莎がチームメイトになった。多くのファンが平野美宇の卓球超級リーグでの活躍を心待ちにしている」と同世代の2人に注目。「この2人がリーグでチームメイトになるとは予想していなかった。日本の有名選手である平野美宇が深圳大学への入団で、ファンを驚かせている」と中国現地での反応を記している。
平野は「深圳大学チームから参加できる事、とても嬉しく思います 頑張ります」とつづっており、新たなチャレンジに意欲を示している。25歳の中国での挑戦には注目が集まる。
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