
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地プログレッシブ・フィールドでのガーディアンズ戦に「1番DH」で先発出場。初回の第1打席に19号本塁打を放った。この一発で大谷はドジャースの球団記録に迫った。
◆【実際の映像】大谷翔平、“試合開始直後”に2試合連発19号アーチ! 現地実況も大興奮「ハッハ!初球、1スイングで1得点だ!」
■球団記録は52試合で22本塁打
前日の試合では、5試合ぶり18号アーチを放つなど4打数1安打1打点を記録した大谷。この日も2試合連続となる先頭打者アーチで、ドジャース打線をけん引した。
初回表の第1打席。無死走者なしで大谷は、相手先発ウィリアムズ投手の初球の内角ストレートを振り抜くと、打った瞬間に確信歩き。打球は速度115.0マイル(約185.0キロ)で右翼ポール際へと着弾した。先発・山本由伸投手の6勝目を援護する一発。大谷の先頭打者アーチは今季5本目でメジャー最多となった。
米スポーツ専門局『ESPN』の番組にも出演するブレイク・ハリス記者は自身のXを更新。「ドジャース球団史上、シーズン最初の52試合での最多本塁打数」を発表し、出場機会52試合目に22本塁打を放った2017年のコディ・ベリンジャー外野手がトップに。続く19本塁打に19年のベリンジャー、1951年のギル・ホッジス氏、25年の大谷がランクインした。
ベリンジャーは2017年にMLBデビュー。ナ・リーグで新人本塁打記録を塗り替える39本塁打を放つ活躍で満票でナ・リーグ新人王に輝いた。2019年には自己最多となる47本塁打を放っている。
この19号で大谷はフィリーズのカイル・シュワバー内野手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手を抜いて再びメジャー単独トップに浮上。チーム54試合目での19号は57本ペースとなる。
大谷はこの試合3打数1安打1打点2四球で打率.295。試合は、ドジャースが7ー2で勝利を飾った。先発・山本は6回3安打2失点、7奪三振の快投で今季6勝目を挙げた。
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