
負傷者が続出しているドジャース先発陣だが、米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者によると、クレイトン・カーショー投手の復帰に目途が立ったようだ。
29日(日本時間30日)に専門局『MLBネットワーク』の番組に出演し、「5月18日(同19日)に今季初登板する可能性がある」と話した。また、大谷翔平投手のマウンド復帰については「後半戦から」とし、オールスター戦後になるとした。
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■スネルに続きグラスノーもIL入り
ドジャースは28日(同29日)、先発右腕タイラー・グラスノー投手が右肩炎症のため負傷者リスト(IL)入りしたと発表した。今季は5試合に登板して1勝0敗、防御率4.50だった。
グラスノーのほかにも、すでにドジャース投手陣は負傷者が続出。カーショーをはじめブレイク・スネル、トニー・ゴンソリン、ギャビン・ストーン、エメット・シーハン、リバー・ライアン、ブレイク・トライネン、マイケル・コペック、ブルスダー・グラテロル、カイル・ハート、マイケル・グローブらがIL入りしており、まさに“野戦病院”と化している。
ただ、明るい兆しもあり、ゴンソリンの復帰が間近となっているほか、メジャー通算212勝を誇るレジェンド左腕カーショーの今季初登板も見えてきたようだ。
■「オオタニは後半戦から」
『MLBネットワーク』の番組に出演したヘイマン記者は「カーショウは5月18日(同19日)に復帰する可能性がある。彼は春季キャンプから良い動きを見せていましたし、今はマイナーで投げていますが、そこでも調子が良さそうです。非常にいいニュースですね」とコメント。5月17日(同18日)にILからの復帰が可能となっており、翌日の本拠地エンゼルス戦で今季初登板が見込まれると伝えた。
カーショーは昨年11月に左足親指と左膝の手術を受けており、今季は開幕からIL入り。その後は順調にリハビリをこなし、現在は3Aでの実戦登板も消化している。
また、同記者は「投手・大谷」についても言及。「もちろん、大きな注目を浴びているのはオオタニです。彼の登板については、後半戦からになるという話を聞いています。チームは焦っていないようで、ゆっくり進めている感じですね」とし、マウンド復帰はオールスター戦後になると予想した。
分厚かったはずの先発ローテーションは、今や山本由伸投手や佐々木朗希投手に頼っている状況。まずはカーショーの復帰で、ローテを再構築したいところだ。
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