
総合格闘家の平本蓮は24日に公開された「ABEMA」格闘チャンネル公式YouTubeで、30日に開催される『RIZIN.50』の試合結果を予想。
昨年の大晦日大会のメインマッチでクレベル・コイケに敗れ王座を失った、前王者・鈴木千裕と萩原京平の再起戦などの勝敗を予想した。
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■「意外に技術の試合になる」
平本は「鈴木千裕 vs. カルシャガ・ダウトベック」のストライカー同士の対決は鈴木が勝つと予想。
対戦相手のカルシャガ・ダウトベックについては「カザフスタンは強いボクサーが多いから、打撃でガーッてこられるのに慣れてないわけじゃない」と鈴木の勢いにも動じないと見た。
一方で、テイクダウンは「千裕の腰の強さで(厳しいそう)」とした上で、「ダウトベックが早めに打撃を諦めてテイクダウンに行ったら、千裕のペースになりそう」だとし、ダウトベックは打撃で主導権を握り続ける戦いの方が分があるとした。
試合結果は「KOにならなそうだよね。お互いぶつかり合うけど、ガードするところはガードして……思っているような“嵐のような試合”と言うよりかは、意外に技術の試合になるんじゃないか」と技術戦を予想。
平本の予想通り“嵐のような試合”にならずに鈴木が勝てば、5月4日の「RIZIN男祭り」で鈴木が朝倉未来の対戦候補に名乗りをあげる展開になりそうだ。
■「応援も込めて萩原」と予想
また、平本は萩原京平にもエールを送った。
対戦相手のRIZIN初参戦のトビー・ミセッチ(米国)についても調べたようで「『テイクダウンに自分から行かないことを心情にしてる』みたいに言っていた。そうなるかは分からないですけど(笑)」と情報を披露。
トビーはMMA戦績12勝(8KO)11敗で直近4連敗中。対する萩原はMMA7勝(5KO)10敗で3連敗中と互いに負けられない一戦となる。
平本は「萩原は鈴木千裕とかに打撃で先を取れる実力は持っている」と萩原の打撃を評価した一方で、「萩原クラスの打撃は海外にいっぱいいる」と冷静に分析。
展開予想では「(トビーが萩原の打撃を)あまり嫌がらず、1ラウンド目は萩原優勢も、2、3ラウンドで相手が堪えてきたらいいリズム取ってきて……打撃のポイントと寝技になっても上を取る展開があったりで、全体的なトータルマストでトビーみたいな展開ありそう」とトビーの判定勝ちの可能性を説いた。
萩原については「打撃の面に関しては、自分から仕掛ける攻撃は良くても、ディフェンス面に少々難ありなのかなって言う感じはする」とし、「意外にトビーの変則的なボディとか、予期せぬ打撃をもらったときに失速して……」とイメージを口にした。
しかし、萩原に対して期待も寄せており、「バックチョークとか、バック取られたらすぐ極められると思われがちですけど、その辺はしっかり対策してきてると思う」とし、「これは勝つんじゃないかな。応援も込めて萩原ですね」と萩原勝利を予想した。
萩原も5月4日の朝倉の復帰戦の対戦相手に立候補しているだけに、試合の行方に注目したい。
試合の様子は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて全試合生中継される。
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