
米スポーツ経済メディアの『Sportico』は19日(日本時間20日)、「MLBの2025年度の最高年俸、ソトとオオタニがそれぞれ1億ドル超え」と題した記事を掲載。ドジャースの大谷翔平投手がメジャーリーグの長者番付で上位に顔を出し、そのスーパースターぶりが明らかになっている。
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■約97%後払いもソトに次ぐ総額2位
大谷は2023年オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となりドジャースに移籍。10年総額7億ドル(当時のレートで約1015億円)の契約を結び、その際に約97%を後払いとしたことで、24年シーズンにドジャースから受け取った年俸は200万ドル(約3億円)と言われている。
『Sportico』が発表した2025年の収入ランキングでは、メッツと24年オフに15年総額7億6500万ドル(当時のレートで約1150億円)で契約したフアン・ソト外野手の1億2900万ドル(約191億8000万円)に次ぐ2位で、その額は1億200万ドル(約151億円)。「フアン・ソトとショウヘイ・オオタニはこのスポーツにおいて圧倒的な差をつけてトップの稼ぎ手となった」と記録的な額で上位に立つ両雄に言及している。
一方で大谷がソトを引き離すのが広告収入で、伊藤園、興和、コーセー、セイコーなどこれまで結んでいた企業に加えて、2025年からは新たにビーツ、セコムなどと新たに契約を結んだ。さらに、エピックゲームズの人気ゲームである『フォートナイト』ではMLB選手としては初登場を果たすなど、その影響力は多岐にわたっている。
大谷は広告収入だけでも1億ドル(約148億6800万円)を稼いでおり、現地紙『ロサンゼルス・タイムズ』のビル・シェイキン記者によるとMLB選手としては史上初とのこと。これまではゴルフのタイガー・ウッズ、テニスのロジャー・フェデラー氏、NBAのステフィン・カリーがそれぞれ1度ずつ記録しており、大谷はスポーツ界のレジェンドと並ぶ収益を生み出すことになる。
カブスとの開幕シリーズを終えて帰国の途についた大谷だが、日本では各社のコマーシャルに出演するなどその影響は大きい。史上初の「50-50(50本塁打50盗塁)」を達成した昨季を経て2025年シーズンが幕を開けたなか、グラウンド外での存在感も年々高まりを見せている。
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— Fortnite (@Fortnite) March 18, 2025