
ドジャースの大谷翔平投手は東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズ「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」に「1番DH」で2試合連続先発出場。19日の2戦目には自身メジャー最速の8打席目での初本塁打を放つなど、8打数3安打2四球1打点の活躍で連勝スタートに貢献した。
MLB公式サイトは日本凱旋となった東京シリーズで存在感を放った大谷に言及。東京ドームで巻き起こった大谷フィーバーにも触れている。
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■開幕2連戦で連勝に貢献
大谷は開幕となった18日は二塁打を含むマルチ安打を放ち、チャンスメイカーとして4-1の勝利に貢献。迎えた19日の2戦目では5回の第3打席に右中間への本塁打を放ち、東京ドームに集まった大観衆を魅了した。
MLB公式サイトは「東京ドームでの最終戦におけるトップ10の瞬間」と題した記事を掲載。東京での開幕シリーズ見納めとなった2戦目の注目トピックを取り上げている。
そのなかでも上位に挙がったのが2年ぶりの東京ドームでのプレーとなった大谷のフィーバーぶり。「ファンは本当にオオタニを見たがっていた」と2つ目に取り上げられており、「オオタニが9回表の最後の打席に立つことになった時、球場全体には超常現象のような電気が走った」とその熱狂ぶりに言及。「オオタニが打席に立つと、ほぼすべてのファンや記者席の記者の多くが、彼の栄光の瞬間を写真に収めようとカメラや携帯電話を掲げていた」と日本での“最終打席”となった9回について言及している。
米放送局『FOXスポーツ』も公式Xで「観衆はオオタニが東京でもう1打席回ることに興奮している」とミゲル・ロハス内野手が四球を選び、大谷に打順が回ることになった9回の場面を紹介しており、東京ドームを包み込んだ熱気は米メディアでも大きな注目を集めた。大きな期待を背負ったなか、大谷が本塁打を放つなど躍動し、母国のファンを熱狂させた。
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The crowd is very excited to see Ohtani get closer to getting one more at-bat in Tokyo pic.twitter.com/pD0GQQPqC2
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 19, 2025