
総合格闘家の朝倉海が12日に公開した自身のYouTubeチャンネルでUFCで対戦したい相手について赤裸々に語った。
その中で平良達郎、鶴屋怜との日本人対決への自信や、「やってやりたい」と闘志を燃やす“因縁”ランカーの存在を明かした。
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■朝倉海、フライ級1位に「やってやりたい」
次戦については未定で、6月か7月あたりに組まれるのではと予想した朝倉。
朝倉は対戦したい相手のひとりとして、UFC同級4位のカイ・カラ・フランス(ニュージーランド)について言及。パントージャとの試合が決まった際に「UFCは本当の“カイ”を間違えてる(俺が本物の“カイ”だ)」と名乗りを上げたことが印象だった様子だ。
また、UFCで活躍する日本人ファイターである同級5位・平良や22歳の鶴屋との対戦についても「自信はある」とし、両者については「平良くんの方が強い。(鶴屋は)まだ実力が分からない。前回の試合とかを見るとまだトップ選手には勝てないのかなという感じはした」と語った。
また、UFC同級2位のブランドン・ロイバル(米国)については「オレ嫌いっすね、アイツ」と笑顔で吐露。「負けた瞬間、『あいつは全然UFCのレベルじゃないよ!』みたいな(ことを)言ってたので‥‥ちょっとやってやりたいですけどね」と腕を撫した。
ロイバルは朝倉の対戦相手が決まる前に、2024年8月のオーストラリア大会「UFC305」での朝倉戦のオファーを断ったことを明かしており、平良戦に勝利した場合はパントージャとのリベンジマッチか、2025年に日本での朝倉戦を希望していた。
朝倉と王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)とのタイトルマッチ当日は現地で観戦。敗れた朝倉に対しては「レベルってものがある。アウトサイダーをUFCに連れて来たって駄目さ。何が起こったのかきっと分かっていない」とレベルの差を強調。「レベルを知らないとな。俺がナンバー1だから、次は俺がいただく」とパントージャとの再戦を希望した。
朝倉は以前、次回の対戦相手について「(UFC)トップ5の選手」と予想。「俺はチャンピオンを目指してるし、上の選手とやれるならそれに越したことはない。勝ってまたチャンピオンに辿り着かないと」と、引き続き王座を狙う考えを明かしているが、果たして2戦目はどの選手との試合が組まれるのか。今後の動向に注目したい。
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アレシャンドレ・パントージャ🆚朝倉海戦を見守ったブランドン・ロイバルのリアクション👀🗣️#UFC310 pic.twitter.com/8YWS9K159K
— UFC Japan (@ufc_jp) December 8, 2024