卓球の世界トップ選手が日本に集結　国際大会「WTTチャンピオンズ」が8月に横浜BUNTAIで開催決定「重要な節目」

卓球の国際大会を主催するWTTは3日、8月7日から11日にかけて「WTTチャンピオンズ横浜2025」が神奈川県の横浜BUNTAIにて開催されると発表した。

■男女の世界ランクトップ32が出場

「WTTチャンピオンズ」年に6大会開催されるシリーズで、男女シングルスの世界ランキングトップ32の選手に出場資格が与えられる。

国内でのWTTシリーズは2023年12月に名古屋で行われた「WTT女子ファイナルズ2023」、24年11月に北九州で行われた「WTTファイナルズ福岡2024」に続く3度目で、横浜での国際大会開催は「アジアカップ横浜2019」以来6年ぶりとなる。

横浜市の山中竹春市長は「日本で初めてのWTTチャンピオンズがここ横浜で開催されることを嬉しく思います。この大会を通じて、横浜市民をはじめ、多くの方々に世界トップレベルのパフォーマンスを体験していただければと思います」とコメントした。

また、WTTの最高経営責任者であるスティーブ・デイントン氏は「初のWTTチャンピオンを日本に迎えることは、世界の卓球における重要な節目です」と言及しながら「今年の8月、ライトは明るく輝き、ラリーは熱狂的になり、街は卓球の最高の瞬間を目撃するでしょう。一緒に歴史を作るのが待ちきれません」と言及。

日本卓球協会会長の河田正也氏も「横浜で再び国際卓球大会を開催できることを嬉しく思います。世界中から多くのトップ選手をこの大会にお迎えできることは、私たちにとって大きな名誉です」と期待を寄せている。