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ドジャースからFAとなり古巣タイガースと契約したジャック・フラハティ投手が17日(日本時間18日)、米ポッドキャスト番組に出演。昨季チームメートとして戦った大谷翔平投手について語った。
フラハティは2017年にカージナルスでメジャーデビューし、オリオールズとタイガースを経て、昨季7月のトレード期限直前にドジャースへ加入。リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズでは開幕投手を務めるなど、4年ぶり8回目の世界一達成に貢献した。
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■「いること自体がチームにとって大きかった」
フラハティは同日、「大谷マニア」で知られるベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組『Flippin’ Bats with Ben Verlander』に出演。元同僚の大谷について問われると、「彼は本当に動じないというか、全然『ショータイム』みたいな感じじゃなくて、ただのひとりの選手という感じ。クラブハウスでもバスの中でも、普通に仲間のひとりとして過ごしてる。でも、フィールドに立つと彼がどれだけスターなのかがよく分かる。試合や遠征先で彼を見ていると、その存在の大きさを改めて感じることがある」と、フィールド上とのギャップを明かした。
また、「それでいて、誰にでもオープンですごくプロフェッショナルで礼儀正しい。新しくチームに加わった選手も、クラブハウスを訪問した人たちも、彼は皆を温かく迎え入れるんだよね。『大谷がわざわざ席を立って、握手して挨拶してくれた』みたいな話をよく聞く。彼くらいのスター選手ならやらなくても驚かない。でも、そういうことを自然にやる」と、大谷の謙虚な振る舞いに関しても賛辞を述べた。
「(野球選手としては)もう史上最高レベルだよね。誰も彼みたいには打てないし、投げられないし、全てが桁違い。試合に出れば何かやってくれるという期待感が毎回あったし、実際ほぼ何かをやってのけた。そして、肩を痛めてもワールドシリーズでプレーし続けた。彼がそこにいること自体がチームにとって大きかったんだ」と、存在感の大きさについても称えていた。
フラハティはチーム残留を望んでいたものの、多くの先発投手を抱えるドジャースとは折り合いがつかず。わずか数カ月の「共闘」だったが、大谷の残したインパクトは計り知れなかったようだ。
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