
ドジャースの山本由伸投手が13日(日本時間14日)、米アリゾナ州グレンデールでのキャンプイン後、初めて日米メディアの取材に対応。開幕戦での登板が決まったことや、新加入の佐々木朗希投手、愛犬の存在などについて語った。
◆大谷翔平がカリー、メッシらに続く世界4位“107億円”の副収入 2024年の顔が「アスリート長者番付」で野球界トップ君臨
■「日本のファンも喜んでくれる」
デーブ・ロバーツ監督はカブス相手の開幕戦(3月18日、東京ドーム)において、山本を先発のマウンドに送ると明言。カブスも今永昇太投手が開幕投手を務める可能性が高く、実現すれば、いきなり日本勢の投げ合いとなる。
山本は「開幕で投げることは投手コーチとのミーティングで伝えられた」と明かし、その上で「メジャーの試合で、開幕戦で日本人投手が投げ合うことになれば初めてということなので、日本のファンの皆さんも喜んでくれると思うし、自分自身もすごく楽しみ」と前向きに捉えた。
昨季は右肩痛で長期離脱も経験。そこから得た教訓については「しっかり1年を振り返って、色々なことを整理して2年目に入れている。去年の経験を踏まえて、何かを大きく変えたということはないが、去年の1年がすごく生きる2年目になると思う」と話した。
新加入の佐々木に対しては「同じチームでプレーできるということはすごく嬉しく思うし、ともに頑張りたい」とコメント。米記者から「新人ということで、彼(佐々木)は洗礼を浴びているか」と問われると、「今のところはないかな。これからじゃないですか」と話し、笑わせた。
■なぜ犬用ユニフォームが大谷?
また、質問は先日キャンプ地に連れて来ていた愛犬にも及んだ。「ピットブルではないんですけど、近い犬種。アメリカンスタフォードみたいな名前(アメリカンスタッフォードシャーテリア)で……。ピットブルに近い犬種ですが温厚」と紹介。合わせて、昨夏にシェルター(動物保護施設)から引き取ったことも明かした。
着ていた犬用ユニフォームの背番号が、自身の「18」ではなく大谷の「17」だったことについては「ペットショップに行ったら、僕の犬用の服もあったけど、大谷さんとかフレディー(・フリーマン)とかムーキー(・ベッツ)とかもあったので、大谷さんのを買った」と話し、笑いを誘った。
性別はオスで、名前については「秘密、秘密。徐々にね」とはぐらかした。大谷の「デコピン」や佐々木の「ラム」はすでに知れ渡っているが、今後は山本の愛犬にも注目が集まりそうだ。ちなみに、山本はオリックス時代にトイプードルの「みかん」を飼っていたが、こちらは日本で留守番をしているという。
◆【動画アリ】大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の“スプリット”を公式サイトが徹底比較 「ドジャース3投手が野球界でもっとも鋭い球種を独占」と称賛