【MLB】キケの再契約余波…… 激化するドジャースの「26人枠」争い 開幕をマイナーで迎えるのは34歳のユーティリティーマンか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】キケの再契約余波…… 激化するドジャースの「26人枠」争い 開幕をマイナーで迎えるのは34歳のユーティリティーマンか

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【MLB】キケの再契約余波…… 激化するドジャースの「26人枠」争い 開幕をマイナーで迎えるのは34歳のユーティリティーマンか
  • 【MLB】キケの再契約余波…… 激化するドジャースの「26人枠」争い 開幕をマイナーで迎えるのは34歳のユーティリティーマンか

ドジャースは11日(日本時間12日)、フリーエージェント(FA)となっていた“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手と再契約を結んだと発表した。1年契約で年俸は650万ドル(約9億9000万円)と報じられている。人気選手の帰還にファンは大喜びだが、これより26人枠(試合に出場できるアクティブ・ロースター)を巡る争いは一層激化。誰がマイナーに落ちるのか、あるいはトレードとなるのか……メンバー編成が注目を集めている。

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■「40人枠」はILへの移行で問題なし

人気者「キケ」ことE・ヘルナンデスとの再契約をファンは歓迎。しかし、これによって激化するのが「枠」を巡る争い。試合出場の前提となる「40人枠」はすでに一杯。そのため、再契約したE・ヘルナンデスを登録するのに合わせ、チームはリハビリ中のギャビン・ストーン投手を60日間の負傷者リスト(IL)に移行させる予定。ILした選手は40人枠にカウントされないためで、これで空きが生まれる。

ただ、今後は「40人枠」の中から、実際にベンチ入りして試合に出場できる「26人枠」(アクティブ・ロースター)に誰が入り、誰が外れるのか、そこが焦点となる。もちろん、26人枠から外れた選手はマイナーリーグでのプレーが中心となる。

また、26人の中で投手は13人までというルールがあり、投手の人数を13人未満に抑えない限り、野手も13人となる。それを踏まえ、米メディア『ドジャース・ネーション』は、E・ヘルナンデスとの再契約が公になって以降、2回に渡って「枠」の問題を取り上げ、トレードあるいはマイナー行き候補を予想した。

■「残り1枠」若手2人との争い

「(野手13人と考えれば)ロースターにはウィル・スミス、オースティン・バーンズ、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツ、マックス・マンシー、ミゲル・ロハス、テオスカー・へルナンデス、マイケル・コンフォート、トミー・エドマンとDHのショウヘイ・オオタニ、そして今回再契約したキケが含まれる」と11人まで確定とした。

そして、残り2枠を新加入のキム・へソン内野手、ジェームズ・アウトマン外野手、クリス・テイラー外野手、アンディ・パヘス外野手の4人で争うと予想。ただ、正二塁手候補のキム・へソンに関しては、キャンプで問題がなければ「26人枠」に入るとし、当確ランプを付けた。

そして、これで残るは1枠。同メディアは「キケと契約した今、テイラーの開幕ロースター入りは確実ではない」とし、34歳のユーティリティーマンが押し出される形となり、マイナー行きの危機にあると指摘した。

チームにはE・ヘルナンデスのほか、ベッツ、エドマン、キム・へソンら内外野をこなせる選手が複数いるため、テイラー自身の特長でもあるユーティリテー性がアドバンテージにならないと主張。そのため、アウトマン、パヘスという若手とラスト1枠を争うことになるとした。

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