
総合格闘家の平本蓮は4日、自身のSNSを更新。再燃している“ドーピング疑惑”を「何度も言うけど白なんで」と改めて否定した。
前日3日に、ドーピング疑惑を告発した赤沢幸典が朝倉未来のYouTubeチャンネルに出演。『BreakingDown 15』のオーディション会場に現れ、涙を流して朝倉や平本、格闘技界に対し謝罪をし土下座をする動画が公開された。
◆「朝倉未来vs.平本蓮」“ドーピング騒動”に、格闘家らが持論 「フェアでやり合いたい ただそれだけ」「白も黒もないのでは」
■朝倉未来「次やり返すだけなんで」
動画内で赤沢は、昨年7月に行われた「超RIZIN.2」での朝倉vs.平本戦について言及。
赤沢は「僕が平本選手に対して、ステロイドの手助けをしてしまって……」と語り出し、「(平本が勝利した時)嬉しさと同時に、朝倉選手が負けた時の顔や、周りの人たちの泣いてる顔を見て、自分は本当に大きな過ちを犯してしまったんだなと心の底から反省しています」と朝倉に対し謝罪を述べ土下座をした。
「朝倉選手がいなくなるのは、格闘技界にとって大きなこと。僕はどっち(朝倉と平本)に対しても裏切りをした。許される立場ではないが、けじめとして朝倉選手に直接謝罪したかった」と登場した理由を明かし、白川陸斗に「すべて認めてるってことやろ?」と詰められた際には「はい、すみませんでした」と返した。
謝罪を受けた朝倉は「全然大丈夫ですよ、全然全然……」と土下座する赤沢に歩み寄り顔を上げさせると、「俺も次やり返すだけなんで、全然気にしないで大丈夫です」と赤沢の謝罪を受け入れた。
■平本蓮は“ドーピング疑惑”をキッパリ否定
赤沢は声を詰まらせながら平本への思いも語り、「平本に対してもずっと申し訳ない……自分が巻き込んでしまったと言うところ、朝倉選手に対しても(申し訳ないと)思っています」と後悔の念を吐露。「どっちも裏切るような、格闘技界を裏切るようなことをしてしまった。自分から捧げたことに対して嘘をついてしまったことが一番自分自身に対して悔しい」と涙を見せた。
動画公開後には、赤沢が自身のSNSに「格闘技ファンの皆様、関係者の皆様本当に申し訳御座いませんでした」と改めて謝罪文を掲載した。
その後、平本はそれを引用するかたちで「まずは今までの対戦相手に謝った方がいいと思います」と謝罪先が違うと指摘。その上で、「(平本も)朝倉未来に謝ったほうがいい」というコメントに対しては「何度も言うけど白なんで」と“ドーピング疑惑”をキッパリと否定した。
“ドーピング疑惑”のほとぼりが冷め始めた大晦日大会で発表された両者の再戦。今回の赤沢の登場で、再び泥沼化しそうだ。
◆平本蓮、“ドーピング疑惑”に言及した朝倉未来を「パフォーマンス」と揶揄 再戦にも暗雲か「時間の無駄だな ぶっ壊したろ」
◆「朝倉未来vs.平本蓮」“ドーピング騒動”に、格闘家らが持論 「フェアでやり合いたい ただそれだけ」「白も黒もないのでは」