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ドジャースは1日(日本時間2日)、本拠地のドジャースタジアムでファンフェスタを行った。主力選手や関係者も参加し、世界一チームの祭典は盛り上がりを見せた。
そんななか、デーブ・ロバーツ監督が言及したのが新シーズンに投手として復帰を果たす予定の大谷翔平投手について。MLB公式が指揮官が明かした現状のプランを報じている。
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■ド軍1年目は打者専念で世界一貢献
大谷はエンゼルス時代の2023年に右ひじの手術をした影響でドジャースに移籍した1年目は打者に専念。本塁打と打点の二冠に輝き、史上初の「50-50(50本塁打50盗塁)」を達成し世界一に貢献したなか、25年は二刀流選手としての復活に期待が高まっている。
ファンフェスタに姿を見せたロバーツ監督の様子をMLB公式が伝えており、指揮官は大谷の投手としての復帰時期について5月中になることを示唆しつつ、「もっと早くなるかもしれない」と早期での復帰を示唆。「今オフのはじめに私が最初に言ったのは、日本での開幕シリーズには出場しないということだったと思う。彼が春季のトレーニングに参加し、投球のプログラムがどこにあるのかを知ることができれば、そこから始めつもりだ」と、大谷の現状を確かめながら復帰の時期を探っていくことを明かしている。
なお、大谷はワールドシリーズで負った左肩の手術も11月に行っており、回復途上ながらも打撃練習を再開。リハビリも「予定通り」に進んでいるとのことで、ロバーツ監督も、「最近彼のビデオをいくつか見たが、この冬に手術があったとは思えない」とその回復ぶりには驚きを見せている。
2025年は山本由伸投手や新たに加わった佐々木朗希投手とともに、日本人トリオによる先発ローテーションの形成にも期待が高まっている大谷。はたして、指揮官が示唆したように「投手・大谷翔平」の復帰がシーズン早い段階で実現することはあるのか。
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