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米データ会社『Codify』は24日(日本時間25日)、今季の各球団の先発ローテーション「勝利貢献度」をピックアップ。ドジャースの5投手に注目した。
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■グラスノー、佐々木朗希は耐久力が課題に
『Codify』の公式Xは同日、米データサイト『ファングラフス』が算出した今季の勝利貢献度「WAR(Wins Above Replacement)」に着目。各球団の先発ローテーション候補5人を比較した。
『Codify』は、今季「WAR2.5以上」が予想される先発投手の人数を球団別に投稿。単独トップに立ったのがドジャースの5人で、フィリーズとブレーブスが4人、マリナーズとレッドソックス、ツインズ、ヤンキースが3人となった。一方で、0人予想が昨季最下位のロッキーズ、アスレチックス、ホワイトソックスの3球団。ドジャース投手陣の質の高さが、改めて浮き彫りとなった。
『ファングラフス』でドジャースの今季WAR予想(1月25日現在)を選手別に見ると、タイラー・グラスノーが3.7でチームトップ。新加入のブレイク・スネルと佐々木朗希が3.4、山本由伸が3.1、大谷翔平が2.5と算出されている。いずれも優秀な先発投手ばかりだが、グラスノーは耐久面に課題、佐々木は新人、大谷は故障明けと懸念点も多数抱えており、あくまで順調に稼働できた場合と考えていいだろう。
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