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ドジャースと再契約を結んだテオスカー・ヘルナンデス外野手が20日(日本時間21日)、米ポッドキャスト番組に出演。今季再びチームメートとなった大谷翔平投手らについて語った。
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■「家族も大切にしてくれる」
テオスカーは同日、野球専門ポッドキャスト『ファウル・テリトリー』内の番組『ドジャース・テリトリー』に出演。チーム残留について問われると「最終的には6つのチームが契約を提示してくれましたが、私にとって一番重要だったのは勝つこと、そしてロサンゼルスに戻ることでした」と、改めてドジャースとの再契約が最優先であったと明かした。
そして、「もっとも大きな要素の一つは、選手の家族が快適であるかどうか。彼ら(ドジャース)は選手に安心感を与え、信頼を築くために、家族も大切にしてくれる。だからこそ、みんながその組織でプレーしたいと思うし、一度入ると、もう離れたくなくなるんだ。野球以外の面でのサポートも本当に重要なんだよ」とも話し、ドジャースへの強い信頼感を口にした。
■「日本語はあまり上達しなかった」
また、再びチームメートとして過ごす大谷について触れると、「ショウヘイのスペイン語は2024年にかなり良くなりましたが、私の日本語は……あまり上達しませんでした。彼から日本語を教えてもらっても、5分後には忘れてしまうんです。でも彼は私が教えたスペイン語を全部覚えています。静かな性格ですが、とてもユーモアがあり、チームメートとの関係を深めようと一生懸命です。同じチームでプレーできるのは素晴らしいことで、これからも一緒にやれるのが楽しみです」と、満面の笑顔を見せた。
なりふり構わぬ大補強を続けるドジャースについては、「勝つために全力を尽くしているのは素晴らしいこと。他のチームも同じように努力すれば、もっと野球が面白くなる」と、周囲の批判を一蹴。ワールドシリーズで優勝することを再び目標に掲げていた。
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