総合格闘家でRIZIN現フェザー級王者のクレベル・コイケが18日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
動画内で5月4日に東京ドームで開催される「THE MATCH2」のメインカード、平本蓮vs.朝倉未来の勝者との対戦を希望した。
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■直近でのシェイドゥラエフ戦は望み薄か「まだ3試合目」
昨年の大晦日大会で前王者・鈴木千裕と対戦し、激闘の末、判定勝ちで王者奪還に成功したクレベルは、「千裕とは今仲良し。漢だよ」と鈴木を絶賛。「千裕は今ディフェンスがめっちゃ上手だな。いつもはノープランだけど、今回（鈴木戦）はプランを作った」と計画を練って臨んだことを明かした。
自身初のタイトル防衛戦については「自分の近くだったら、ケラモフ、シェイドゥラエフ、ダウトベック、武田かな……誰でもいいよ」と自信。ただ、大晦日大会でも圧倒的な強さを発揮した13戦全勝全フィニッシュの24歳シェイドゥラエフについては「彼はヤバイけど、RIZINまだ3試合目かな」とタイトル戦はまだ早いとの考えを示した。
■平本蓮に辛辣コメント「本当のファイターとやったら、彼は負ける」
その流れで、クレベルは「本当は朝倉と蓮の勝った方と試合したい」と発言。ただ、試合間隔が空いてしまうため、朝倉平本との対戦前に一戦挟みたい考えのようだ。
朝倉との因縁については、「前に朝倉とは試合をやってストーリーがある。もう一回お客さんやファン達もそれを見たい（はず）」と説明。一方の平本に対しては「でも、蓮は私嫌い。ボコボコにしたい。フェイク・ベルト（平本が「超RIZIN.3」で朝倉に勝利して獲得した、ラストマン・スタンディングベルト）をゴミにしたい。本物のベルトは（ここに）ある。勝って彼のベルトを（オークションに出品する）。本物のベルトはこれだけかな」と敵意を剥き出しに語った。
さらに、「RIZIN（内）のレベルに差がある。なんで蓮は、ケラモフとかシェイドゥラエフと戦わない？」と不満爆発。「彼がいつも逃げている。蓮が本当のファイターとやったら、彼は負ける。前に斎藤（裕）とやったときは斎藤が彼をボコボコ（にして）彼は何もできなかった。本物のファイターとやったら、（この）階級で彼は勝てない。彼は分かってる。レベルが全然違うよ」と平本はタイトル戦に挑戦できるレベルではないと、力量の差を強調した。
なお、自身の2025年の目標については「ベルトを守ること」と、「新しい目標」として「RIZINでサブミッション数歴代最多のファイターを狙っている」と発言。「おそらくRIZINの中で自分が一番一本勝ちが多いと思う。つねに過去のレコードを塗り替えて行くため、毎日、毎試合が自分との戦いになる」と、王者として、自分と戦い記録を伸ばしたいとストイックに語った。
果たして、クレベルはベルトを防衛しながら、希望通りに平本か朝倉とタイトル戦を実現することができるのか。激動のフェザー級戦線とベルトの行方から目が離せない。
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