
海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャー移籍を目指している巨人の菅野智之投手。MLB公式サイトは19日(日本時間20日)、「日本のエース、菅野に西海岸のチームが関心」と題して記事を公開し、動向を紹介した。
◆米メディア、ド軍の“来季先発ローテ”を予想 大谷翔平が1番手、2番手に山本由伸 加入すれば佐々木朗希は5番手か
■「求婚者がいるはず」
同サイトは冒頭、「今オフシーズンにメジャーに昇格すると見られている注目の日本人投手は、ロウキ・ササキ(佐々木朗希)だけではない。35歳のスガノはササキのようなトップクラスの球速はないが、サイ・ヤング賞の日本版である沢村賞を2回受賞している。それなりの求婚者がいるはずだ」と記し、オファーが届くと予想した。
気になる移籍先としては、米放送局『MLBネットワーク』のジョン・モロシ記者が番組内で発した「私が注目しているのはエンゼルス。スガノに関心があると聞いている」というコメントを引用。大谷翔平投手の古巣が、新天地候補になっていると伝えた。
■投壊エ軍を救うか
同サイトによると、モロシ記者は番組内でさらに発言を続け、その中で菅野と黒田博樹を比較。30歳代半ばで海を渡り、2008年から2014年までドジャースとヤンキースで7年間プレーした黒田と同等の活躍が期待できるとした。
今季の菅野は156回2/3を投げて防御率1.67という数字を残しており、チーム防御率4.56と30球団中26位に沈んだエンゼルス投手陣を救う可能性は十分にありそうだ。
◆【MLBアワード2024】大谷翔平「MVP発表はいつ?」 3度目の満票MVPなるか、ハンク・アーロン賞ほか各賞の日程一覧