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ドジャースのムーキー・ベッツ外野手は8日(日本時間9日)、敵地ペトコパークでのパドレス戦に「2番右翼」で先発出場。初回の第1打席に、貴重な先制点となる今季ポストシーズン初アーチを放った。
左翼ポール際へ上がった打球に、パドレスのジュリクソン・プロファー外野手が大ジャンプ。ベッツにとっては第2戦で好捕された“悪夢”再びかと思われたが、グラブを弾いて辛うじてスタンドへと飛び込んだ。
◆【実際の動画】また捕られた!?勘違いしたベッツがベンチに戻りかけるも……打球はグラブを弾いてスタンドへ!
■アウトと勘違いし、戻りかける一幕も
両チーム無得点で迎えた初回の第1打席。1死走者なしでベッツは、相手先発マイケル・キング投手の6球目外角スイーパーにタイミングを合わせると、角度37度で高々と舞い上がった打球は左翼ポール際へ。今季ポストシーズン初安打となる一打は、貴重な先制点を叩きだす本塁打となった。
場内を沸かせたのは、左翼を守るプロファーのアグレッシブな守備。フェンス際へ素早く駆け寄ると、ベッツの飛球に向かって大ジャンプ。惜しくも捕球とはならなかったものの、完全に本塁打と思われた打球は、グラブを弾いて辛うじてスタンドへと飛び込んだ。
第2戦でも大飛球をスーパーキャッチされていたベッツは、またも本塁打を阻まれたかとベンチに戻りかけたが、慌ててベースを一周。ここまでポストシーズン無安打と当たりが止まっていただけに、さぞかし肝を冷やしたことだろう。MLBの公式Xは、「これまでにこのようなホームラントロット(ベース一周)を見たことがない」と動画を投稿。戸惑いながら走るベッツの姿に驚いた様子だった。
◆【実際の動画】また捕られた!?勘違いしたベッツがベンチに戻りかけるも……打球はグラブを弾いてスタンドへ!
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MOOOOOOK! pic.twitter.com/ttcdeKFcdl
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) October 9, 2024
Not sure if we've ever seen a home run trot like this before 🤷♂️ #NLDS pic.twitter.com/Ef4xZhXseW
— MLB (@MLB) October 9, 2024