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ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、もっとも攻撃面で活躍した打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」の最終候補にノミネートされた。メジャーリーグ機構が発表した。
同賞は殿堂入り選手の審査員団とファンの投票により受賞者が決定する。大谷はこれで4年連続でのノミネートとなり、受賞すれば昨季に続き2年連続となる。
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■受賞者発表は11月15日
大谷の今季の打撃成績は、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036。移籍1年目にして54本塁打、130打点でナ・リーグ2冠を獲得した。さらに、「54本塁打・59盗塁」というメジャー史上初の記録を打ち立て、日本人初のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)も達成した。
大谷は投打二刀流で活躍した昨季(エンゼルス時代)も、44本塁打を放ち日本選手初の本塁打王を獲得。ハンク・アーロン賞も日本選手として初めて受賞している。
この日発表された最終候補には両リーグから10選手ずつ、合計20選手が選出された。ドジャースからは大谷とフレディー・フリーマン内野手が選出されており、ナ・リーグにはほかにもMVP有力候補と目されるメッツのフランシスコ・リンドーア内野手、フィリーズのブライス・ハーパー内野手らがノミネートしている。
ア・リーグには、58本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、フアン・ソト外野手、ガーディアンズのホセ・ラミレス内野手らが選出された。
ファン投票は10月13日(同14日)まで行われ、選考委員会による投票を経て、受賞者は11月14日(同15日)に発表される。
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