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ドジャースの大谷翔平投手はここまで145試合に出場し、打率.289、47本塁打、104打点、48盗塁をマーク。打者専念のシーズンで過去最高の成績を残し、史上初の「50-50」達成に向けても歩みを進める。
そんななか、MLB公式がプレーオフでの活躍が見込める新加入選手を紹介し、大谷が1番手として名を連ねている。
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■ソト、セールらを押しのけ1番手に選出
MLB公式が掲載したのが「10月に向けてチームをけん引するオフシーズンの補強トップ10」と題した記事。プレーオフに向けた各球団の補強選手について10名をリストアップしている。
大谷はフアン・ソト外野手(ヤンキース)、クリス・セール投手(ブレーブス)らを押しのけ1番目に堂々ノミネート。フリーエージェント(FA)で加入した30歳に対して、「昨年手術を受け、今年の(少なくとも)レギュラーシーズンは投球できないにも関わらず、オオタニはドジャースとの歴史的な10年7億ドル契約の初年度で、野球界最高の1人であり続けている」と高評価を与えている。
さらに、「このダイナミックなスーパースターはMLB史上最速で『40-40』を達成した選手となり、143試合で47本塁打と48盗塁を記録し、50-50クラブに到達する直前です」とつづり、前人未到の記録達成に向けてもカウントダウンに入っているとした。
大谷はナ・リーグのシーズンMVPでも有力候補に挙がり、フランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)らとその座を争っているとされる。記事内では「ア・リーグで2度のMVPに輝いたこの選手は殿堂入りしたフランク・ロビンソンに続き、両リーグでMVPを獲得した唯一の選手になるかもしれない」と、1961年にレッズ、66年にオリオールズでそれぞれMVPに輝いたレジェンドに続く偉業達成にも期待が寄せられている。
ドジャース世界一への切り札として加わり、進化した姿でその期待に応える2024年シーズンの大谷。出場が濃厚なプレーオフでもその活躍が引き続き期待される。
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