【MLB】ジャッジと争うウィットJr.のMVPは「おそらくないだろう」 公式サイトが言及「受賞を逃した史上最高のシーズン到来か」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ジャッジと争うウィットJr.のMVPは「おそらくないだろう」 公式サイトが言及「受賞を逃した史上最高のシーズン到来か」

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【MLB】ジャッジと争うウィットJr.のMVPは「おそらくないだろう」 公式サイトが言及「受賞を逃した史上最高のシーズン到来か」
  • 【MLB】ジャッジと争うウィットJr.のMVPは「おそらくないだろう」 公式サイトが言及「受賞を逃した史上最高のシーズン到来か」

MLB公式サイトは5日(日本時間6日)、「MVP受賞を逃した史上最高のシーズン到来か」と題した記事を公開。ロイヤルズボビー・ウィットJr.内野手にフォーカスし、ア・リーグMVP受賞の可能性について見解を述べた。

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■理由は明確「ジャッジがいるから」

ウィットJr.は今季ここまで、リーグトップの打率.339、30本塁打、97打点、28盗塁、OPS1.004と非の打ち所がない好成績を残している。MLB公式のデータページ『Baseball Savant』の走力指標では、メジャー全選手トップの「平均30.5フィート/秒」をマーク。守備も抜群で、OAA(Outs Above Average)は遊撃手ナンバーワンの「+17」を記録。平均よりどれだけアウトを奪ったかを示す指標でも、圧倒的な存在感を示している。

同記事では、ウィットJr.について「ロイヤルズの歴史上最高のシーズンである」としながら、MVP受賞については「おそらくないだろう。そのことを明確にしておこう」と否定。ヤンキースアーロン・ジャッジ外野手より守備と走塁では遥かに優れているが、60本塁打(を狙う相手)には勝ち目がないと断言した。

また、5日(同6日)時点での米データサイト『ファングラフス』が算出した勝利貢献度「WAR(Wins Above Replacement)」で、ウィットJr.はジャッジに次ぐ両リーグ2位の「9.6」を記録。シーズン終了までに「10.5」へ伸ばすと仮定した場合、1931年のMVP創設以来で25位以内に入る高水準であるとも紹介。その上で、MVPに選ばれない明確な理由として「ジャッジがいるから」と付け加えた。

現在24歳のウィットJr.は、2022年にメジャー初昇格を果たし、20本塁打30盗塁で遊撃手のレギュラーに定着。2年目の昨季も30本塁打49盗塁、3年目の今季はさらに凄みを増し、走攻守全てにおいて規格外のパフォーマンスを続けている。もはや、ジャッジと同じリーグでプレーしていることを嘆くほかないようだ。

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