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ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番DH」で先発出場。3回表の第2打席に同点の適時三塁打を放つなど、4打数1安打1打点1四球だった。
タイブレークの延長10回では、大谷の敬遠直後に、ムーキー・ベッツ内野手がダメ押しの3ランを叩き込み、ドジャースが6-2で勝利した。
◆【実際の映像】「オレと勝負か、面白い」ダメ押し3ランのベッツ、ベンチ前で何度も拳を突き上げ“感情爆発”のシーン
■大谷敬遠でベッツに着火
延長10回、ロハスの適時打で1点を勝ち越したドジャース3-2、2死二塁の場面で迎えた第5打席。大谷は申告敬遠され、古巣・エンゼルスの球場には大ブーイングが巻き起こる事態となった。
そして直後の2死一、二塁の打席に立ったベッツは初球を大きく振り抜くと、打球は左中間スタンドへ着弾。15号3ランを放ったベッツは右手の人差指を立ててダイヤモンドを一周した。
興奮した様子のベッツはホームに戻ると、大谷らと力の籠ったハイタッチを交わし、咆哮するなど感情を爆発させた。試合後のヒーローインタビューでは、「ショウ(大谷)を歩かせてオレと勝負か、面白い、やってやろうじゃないか」と気持ちに火がついたと振り返った。
この感情爆発シーンを捉えた現地観戦のファンの動画を引用するかたちで、地元メディア『ドジャース・ネーション』は反応。「わかります。今夜は、10回にショウヘイ・オオタニに本塁打のチャンスを与えて、映画のような結末を迎えたくはないですよね。 でも、ムーキー・ベッツが誰であるかを決して忘れないでください」とコメントした。
この投稿には「ベッツかっけー」「そのエネルギーをポストシーズンに持ち込め、ムーキー」「自分の前で敬遠されて火がついたんだろうなー笑 ホームラン打った後ここまで熱くなってるの珍しいくない?」などファンから多くの反響が集まっている。
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— SportsNet LA (@SportsNetLA) September 4, 2024