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メジャーリーグ(MLB)機構は26日(日本時間27日)、2024年22週目の週間MVPを発表し、ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が受賞した。
7本塁打の荒稼ぎで今季3度目の受賞となったジャッジは、同日のナショナルズ戦に「3番中堅」で先発出場。華麗な守備でも観客を魅了した。
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■キャリア通算1000安打に到達
ジャッジは21打数8安打で打率.381、7本塁打、11打点、OPS1.948を記録して週間MVPを受賞。本塁打は50本の大台を超えており、2年前の2022年に記録した62本のア・リーグ最多記録超えも視界に入っている。
そんなジャッジだが、ナショナルズとの3連戦初陣では守備でも華麗なプレーを見せる。ヤンキース2点リードの4回裏、アンドレス・チャパロ内野手が放った左中間への当たりはスタンドイン目前だったが、ジャッジがフェンスに激突しながら好捕。その後に強肩も披露すると、中継プレーを経由して一塁走者をアウトに。起死回生のダブルプレーでピンチを防いだ。
このプレーには「なんというプレーだ、アーロン・ジャッジ!」と実況も大興奮。米専門局『Fox Sports』のMLB版のXは「アーロン・ジャッジは本塁打を打つことだけでなく盗むことも得意だ」と記し、ヤンキースのポッドキャスト『Talkin’ Yanks』でも、「アーロン・ジャッジは非現実的だ。冗談だろう?」と絶賛の嵐となった。
なお、ジャッジはこの日本塁打こそ出なかったものの、キャリア通算1000安打を達成。ヤンキースの5-2の勝利に貢献し、攻守で存在感を放った。
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Aaron Judge is absolutely unreal. Are you kidding me??? pic.twitter.com/QDdhkbBTPN
— Talkin' Yanks (@TalkinYanks) August 26, 2024