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米メディア『FOXスポーツ』のディーシャ・トーサー記者は18日(日本時間19日)、「強打者18人を対象に、500本塁打達成が現実的に可能か」を評価。今季39本塁打のドジャースの大谷翔平投手は4段階中上から2つ目の「健康が許せば」に格付けされた。
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■「二刀流を継続する限り、耐久性は常に疑問」
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が14日(同15日)、メジャー史上もっとも少ない打席数で通算300本塁打に到達したことで、「強打者のうち誰が500本塁打に到達するか」という議論に注目が集まった。
トーサー記者は上から2番目に格付けした大谷について、「二刀流の責任を背負っていなければ、『可能性が高い』のカテゴリーに昇格していただろう」とし、「オオタニが投打二刀流を継続する限り、彼の耐久性は常に疑問視されるだろうし、500本塁打に近づくためには、今後7年間、フィールドに立ち続け平均40本塁打を打たなければならない。それは微妙なところだ」と評価の理由を記した。
大谷は2013年の日本ハム時代から、今季ドジャースで放った39号までのキャリア12年間で、通算210本塁打をマーク。500本塁打までは残り290本となっている。大谷は10年契約でドジャースに移籍したが、契約期間内にこれを達成するとなると、平均32~33本ペースが必須となってくる。
来季からは再び二刀流を復活させる予定の大谷だが、果たして投打二刀流を続けながら500本塁打に到達することはできるのだろうか。
なお、一番可能性が高いとされる「おそらく可能」には、ジャッジ(32歳、301本塁打※以下、記事掲載時点でのデータ)のほか、フィリーズのブライス・ハーパー内野手(31歳、332本塁打)、ヤンキースのフアン・ソト外野手(25歳、194本塁打)、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr. 内野手(25歳、155本塁打)が名を連ねた。
また、大谷と同じ「健康が許せば」には、元同僚エンゼルスのマイク・トラウト外野手(33歳、378本塁打)、ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手(34歳、422本塁打)が格付けされている。
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