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ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が21日(日本時間22日)、本拠地でのガーディアンズ戦に「3番中堅」で出場。2本の本塁打含む、3打数2安打3打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
これで両リーグトップの47本塁打、117打点に到達。米記者は、この試合でジャッジが新たに達成したメジャー史上初の偉業に関心を寄せている。
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■史上最高の「爆発力」
ヤンキース2点リードで迎えた、3回裏の第2打席。ジャッジは相手先発ジョーイ・カンティリオ投手の5球目真ん中カーブを右中間へ叩き込むと、さらに7回裏の第4打席には、3番手イーライ・モーガン投手の7球目フォーシームを再び逆方向へ。角度33度で高々と舞い上がった打球は、満員のヤンキースタジアム右翼スタンドへ突き刺さる47号ソロとなった。
ジャッジはこの日の試合終了時点で、8月の月間成績が打率.450、直近6戦5発を含む8本塁打、18打点、OPS1.510とまさに無双状態。
米メディア会社『NJ Advance Media』でヤンキースを担当するマックス・グッドマン記者のXによると、「ジャッジはMLB史上初めて、1シーズンの98試合で打率.375以上、かつ43本塁打以上を打った選手になった」とのこと。ジャッジは4月27日以降に限ると、打率.380、出塁率.507、長打率.829、43本塁打、104打点、83四球、90得点を記録している。
シーズン47本塁打、117打点で両リーグ二冠王を独走するジャッジは、打率もメジャー2位の.334をキープ。歴史的な快進撃を続ける中で、さらなる金字塔・三冠王も視界に捉えている。
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