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ドジャースは2024年シーズンここまでナ・リーグ西地区で首位を走り、プレーオフ進出と世界一奪取を狙っている。大谷翔平投手の活躍に加えて、離脱していたクレイトン・カーショー投手やムーキー・ベッツ内野手などが戻ってきており、終盤戦にかけてチーム状態が上向きつつある。
そんななか、ドジャースの地元メディアは今オフの移籍市場に言及。来年の先発ローテーションに強力な1枚が加わる可能性が出てきた。
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■今季は投手陣に故障者が続出
地元メディア『ドジャース・ネーション』は、「ドジャースが元サイ・ヤング賞投手に賭ける可能性が高い」と題した記事を掲載。今季は山本由伸投手、タイラー・グラスノー投手など、主戦投手に故障者が目立ったドジャースの先発陣の補強の可能性に言及している。
記事内で挙げられたのがシェーン・ビーバー投手。ガーディアンズに所属する29歳は、コロナ禍による短縮シーズンとなった2020年に8勝1敗、防御率1.63、122奪三振の成績を残し、前田健太投手(現タイガース、当時ツインズ)を上回りサイ・ヤング賞に輝いた。
獲得候補に挙がるビーバーだが、今季は2戦2勝のスタートを切りながら右ひじを痛めトミー・ジョン手術を受けたことにより残りシーズンは全休。記事内でも「この右投手を獲得するにはリスクが伴っている」と記されている。
それでも、「ドジャースはビーバーのような優秀な投手を必要とする」と述べた後、「ビーバーは健康であればどの球団にとってもキーマンになり得る」とその重要性を説く。現段階では、レンジャーズもこの右腕を狙っているとされ、今オフには争奪戦に発展する可能性もある。
ドジャースは来季から大谷が投手として復帰予定。山本、グラスノー、ギャビン・ストーン投手などがいる先発陣にビーバーが加わり、強力ローテを結成するのかは注目が集まる。
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