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ドジャースの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、敵地でのカージナルス戦に「1番DH」で先発出場。2試合連発となる39号ソロを含む5打数1安打1打点で、2-1の勝利に貢献した。この結果、達成すればメジャー史上6人目の偉業となる「40本塁打・40盗塁」まで残り1本塁打、3盗塁とした。
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■「特別なシーズンを送っている」と賛辞も
両軍無得点で迎えた5回1死の第3打席。大谷は先発右腕ソニー・グレイの初球カーブをすくい上げ、右翼後方の相手ブルペンへ先制弾を運んだ。打球速度113.5マイル(約182.7キロ)、飛距離396フィート(約120.7メートル)、角度22度という弾丸ライナーだった。
40号に王手をかける豪快な一撃に対して、米メディア『ドジャース・ネーション』のノア・カムラス記者は自身のX(旧ツイッター)を立て続けに更新。「オオタニが(前日に続き)再び本塁打を放ちました。この本塁打は土曜日に打った本塁打と非常によく似ていました。彼は本当にすごいです」とつづると、さらに「オオタニのシーズン39本目の本塁打。彼のシーズン最多アーチは46本ですが、ドジャースに来た最初のシーズンで50本に向けて本気で挑んでいます。彼は本当に特別なシーズンを送っています」と続けた。
■キャリア全体を見れば「驚きはない」
また、同メディアのダグ・マッケイン記者は「ショウヘイが右翼にソロアーチを叩き込み、ドジャースにリードをもたらしました。最近の成績(打率やOPS)は低調ですが、彼のキャリア全体を見てみれば、これは驚くことではありません。ショウヘイは少しムラのある選手です。ショウヘイはショウヘイらしくさせておきましょう」と記し、不安視せずに見守っておけば大丈夫と呼びかけた。
この日は、初回先頭の第1打席は空振り三振、3回の第2打席は三飛、7回の第4打席は見逃し三振に倒れ、9回1死の第5打席は一ゴロだった。打率.290、打点88となった。
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