陳夢が女子史上3人目の連覇を振り返る「不可能を可能にした」2大会連続銀の孫穎莎には敬意「彼女の技術は最高で今が全盛期」【パリ五輪2024】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

陳夢が女子史上3人目の連覇を振り返る「不可能を可能にした」2大会連続銀の孫穎莎には敬意「彼女の技術は最高で今が全盛期」【パリ五輪2024】

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陳夢が女子史上3人目の連覇を振り返る「不可能を可能にした」2大会連続銀の孫穎莎には敬意「彼女の技術は最高で今が全盛期」【パリ五輪2024】
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パリ2024オリンピック」の卓球競技は3日、女子シングルスの決勝が行われ、第2シードの陳夢(中国)は第1シードの孫穎莎(中国)と対戦。4ー2で勝利し金メダルを獲得した。

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■前回女王が見せた底力

東京五輪と同じカードが実現した決勝の舞台で前回女王の底力を見せたのが第2シードの陳夢。

今大会混合ダブルスを制しており、シングルスでも金メダル最有力候補に挙げられてきた孫穎莎相手に1ゲーム目を落とす立ち上がりも、その後2ゲームを奪取し試合の主導権を握る。

その後の孫穎莎の反撃を1ゲームにしのいだ陳夢が、第5、6ゲームを制し連覇を成し遂げた。1992年バルセロナ、96年アトランタを制した鄧亜萍、2004年アテネ、08年北京大会を制した張怡寧に続く女子選手の連覇の快挙であった。

陳夢は「今日は自分が劣勢だったし、試合に勝つことは考えてなかったので驚いていて、不可能を可能にしたような感じがします」と切り出すと、「この2年間沙沙(孫穎莎)に勝ったことはほとんどなかったし、彼女の技術は最高で今が全盛期にいます。おそらく、今日は精神的には私のほうが優れてたのかもしれない」と後輩の実力に敬意を示しつつ、自身の金メダル獲得の要因を分析した。

これで女子シングルスは金メダルに陳夢、銀メダルに孫穎莎が入り、3位決定戦で勝利した早田ひな(日本生命)が銅メダルという結果に終わった。

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