卓球女子シングルス準決勝「早田ひな vs. 孫穎莎」　リアルタイム速報・途中経過・過去成績・試合結果【パリ五輪2024】

「パリ2024オリンピック」の卓球競技は2日、女子シングルスの準決勝が行われる。第3シードの早田ひな（日本生命）は第1シードの孫穎莎（中国）と対戦する。

今大会3種目のエントリーとなった初出場の早田は、張本智和（智和企画）との混合ダブルスでは北朝鮮ペアを前に敗退したものの、女子シングルスでは好調な姿をみせ、日本勢では唯一準決勝へと勝ち進んだ。日本のエースが中国の絶対女王と対戦する。

ここでは「早田ひな vs. 孫穎莎」の試合結果をリアルタイムで更新する。

◆早田ひな、孫穎莎も評価した成長の跡「勝てて幸運だった」　世界女王が見せた振る舞いも注目「握手の際にラケットで……」

■試合速報

第4ゲーム後のなくなった早田は強気のフォアを打ち込むが、試合を通して光る孫穎莎の重い返球や台上プレーの前に、点差を広げられていく。さらに、孫穎莎の連続ポイントで一気にマッチポイントを奪われると、2－11で完敗し、ストレート負けで3位決定戦に回ることになった。

第3ゲーム2－2からのラリーを孫穎莎が強烈なフォアで制するなど、女王の勢いは変わらない。打開を図りたい早田は孫穎莎のバックドライブに対して鋭いカウンターを沈める。5－7を迎えたところでタイムアウトを取り石田大輔コーチと言葉を交わす。その後、7－7の同点に追いつき、孫穎莎が離しにかかるなか、8－9で孫穎莎がタイムアウト。その後のラリーでポイントを奪われた早田がサービスをものにできず8－11で王手をかけられる。

第2ゲーム続くゲームでは2－2から早田が強烈なフォアドライブを打ち込む。しかし、孫穎莎の鋭い回転のボールの前に連続ポイントを失う。早田は前後への変化をつけたサービスやタイミングを外したフォアで揺さぶりをかけるなか、孫穎莎の粘りにあう。7－10から力強いフォアを見せたが、その後のポイントを失い8－11で連取される。

第1ゲーム立ち上がりは孫穎莎が強烈なフォアドライブを見せるなど押し込む。早田は冷静なバックのカウンターや得意のフォアで反撃し、点差を詰める。しかし、孫穎莎がフォア中心の攻めで圧力をかけ、巧みなコース取りも冴え差を広げる。ゲームポイントを奪った孫穎莎が、早田の反撃を封じ6－11で奪い取る。