レッズのエリー・デラクルーズ内野手が24日（日本時間25日）、敵地でのブレーブス戦に「2番遊撃」で先発出場。本塁打含む、5打数3安打1打点2盗塁の活躍でチームの勝利に貢献。両リーグトップの51盗塁に到達した。
◆【動画あり／速報】「いつ落ちてくるんだ……」大谷翔平、角度46度の“スーパー・ムーンショット”31号に米実況も打球を見失う
■抜群の身体能力でMVP候補にも名乗り
デラクルーズは初回の第1打席、相手先発アダム・デュバル投手から右前打を放つと、次打者の初球ですかさず二塁へ盗塁。今季チーム102試合目で、節目の50個目に到達した。続く3回表の第2打席は、外角チェンジアップを長い腕ですくい上げるように右中間へ運び、今季18号本塁打をマーク。第3打席には再び右前打を放ち、51個目の盗塁を成功させた。
この日は5打数3安打1打点2盗塁の大暴れで、盗塁ランキングでブッチギリの両リーグトップを独走。31個で2位につけるブライス・トゥラング内野手（ブルワーズ）に大差をつけた。米メディア『Fox Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は自身のXに「エリー・デラクルーズは別格だ」と、動画とともに投稿。圧倒的なパフォーマンスを称えている。
デラクルーズは今季101試合全てに出場し、打率.262、18本塁打、45打点、51盗塁、OPS849の好成績で、とりわけオールスター後は「打率.381」と絶好調。打撃はまだまだ粗削りな面も多いが、規格外の身体能力は見る者を魅了する。23日（同24日）の試合終了時点で、米データサイト『ファングラフス』が独自に算出した最新の勝利貢献度「WAR（Wins Above Replacement）」において、ナ・リーグトップの大谷翔平投手（ドジャース）の「5.4」に次ぐ「4.9」を稼いでおり、MVP候補にも名乗りを挙げそうな勢いだ。
メジャー2年目で初のオールスターゲームにも選出され、飛ぶ鳥を落とす勢いのデラクルーズ。22歳のスーパースター候補に今後も注目だ。
◆【動画あり／速報】「いつ落ちてくるんだ……」大谷翔平、角度46度の“スーパー・ムーンショット”31号に米実況も打球を見失う
◆球界が揺れた過去の「超大型トレード」5選 今夏も期限間近の“ブロックバスター”はあるか？
◆大エースのカーショーがついに復活 左肩手術を乗り越え“ファン総立ち”の3者連続K 「ドジャースタジアムに戻ることだけを考えてきた」
