MLBオールスターゲームが16日（日本時間17日）、グローブライフ・フィールドで開催される。
大谷翔平投手、今永昇太投手という日本選手の活躍も注目されるなか、ナ・リーグの先発を務める新人投手には全米から多くの期待が寄せられている。
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■野茂英雄氏以来の新人先発
ナ・リーグの先発を務めるのがポール・スキーンズ投手。昨夏のドラフトでパイレーツから全米1巡目指名された右腕は、今季ここまで11試合に登板し6勝0敗、防御率1.90という驚異の成績。新人では1995年の野茂英雄氏以来となるオールスター先発で、全米1位の選手が翌年先発するのは史上初となる。
そんな怪物右腕に対しては、オールスターに名を連ねるスター選手たちも賛辞を惜しまない。
レッズのエリー・デラクルーズ内野手は、「彼らにとっては（打ち崩すのが）簡単なことではないだろう。彼はとんでもない」と評すと、11日（同12日）の登板で7回無安打11奪三振無失点の快投を見せられたブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手は、「ブルワーズよりもいい成績を残してほしい。ほぼノーヒットノーランだった」と対戦を振り返る。
対峙するア・リーグの「4番中堅」として先発するヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手もスキーンズに言及。「彼は完ぺきな投手だ」と称賛したジャッジは「彼がマウンドに立つのを見るのが楽しみで、初めてのオールスターで彼が活躍するのを楽しみにしている」と期待を寄せる。
ほかにも、首位打者を独走するガーディアンズのスティーブン・クワン外野手が「興奮しているし、まさに世代を代表する投手になるだろう」と絶賛するなど、各選手からの熱視線が向けられている。
全米の大きな期待を背負ってマウンドに上がるスキーンズ。22歳右腕の投球からは目が離せない。
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