【MLB】「あの1球だけ」8敗目の菊池雄星、松坂大輔抜く“通算724奪三振”の快挙もソトに被弾 指揮官は擁護「本当によく投げた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「あの1球だけ」8敗目の菊池雄星、松坂大輔抜く“通算724奪三振”の快挙もソトに被弾 指揮官は擁護「本当によく投げた」

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【MLB】「あの1球だけ」8敗目の菊池雄星、松坂大輔抜く“通算724奪三振”の快挙もソトに被弾 指揮官は擁護「本当によく投げた」
  • 【MLB】「あの1球だけ」8敗目の菊池雄星、松坂大輔抜く“通算724奪三振”の快挙もソトに被弾 指揮官は擁護「本当によく投げた」

ブルージェイズ菊池雄星投手が本拠地でのヤンキース戦に先発登板。この日7三振を奪ってメジャー通算724奪三振とし、松坂大輔(レッドソックスなど)が持つ720奪三振を抜いて日本投手歴代6位に浮上した。

試合は5-16でブルージェイズが大敗。菊池は5回0/3を4安打4失点で8敗目を喫した。一方、ヤンキースはド派手な攻撃で連敗を4で止めた。

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■球団SNSも「新たな記録を達成」と祝福

前回登板まで通算717奪三振だった菊池。初回にアンソニー・ボルピー内野手とアーロン・ジャッジ外野手から三振を奪い、上々のスタート。続く2回にはJ.D.デービス内野手を見逃し三振に仕留め、720奪三振に到達。これで松坂に並ぶと、3回にはDJ・ルメイヒュー内野手から三振を奪い、記録を721に伸ばし、日本投手単独6位に浮上。この回にもう1つ三振、4回、5回にも1つずつ三振を取り、結局この日は計7奪三振で通算724奪三振となった。

通算奪三振数で埼玉西武ライオンズの先輩、松坂を超えた菊池に対して、ブルージェイズの公式SNSも「また新たな記録を達成しました。菊池投手、おめでとう御座います!」と日本語で投稿し、祝福した。

しかし、試合は悪夢の展開。3-1と2点リードし、勝利投手の権利を持って6回のマウンドに上がったが、2者連続安打からフアン・ソト外野手に20号逆転3ランを被弾。菊池はここで力尽き、5回0/3を4安打4失点でマウンドを降りた。

■「100%振るつもりだった」逆転弾を振り返る

試合はその後、ブルージェイズの救援陣が打ち込まれ、終わってみれば5-16の大敗。ブルージェイズは連勝が2で止まり、ヤンキースは連敗を4で止めた。

菊池は試合後、「6回の(ソトに打たれた)あの1球だけ。収穫もあったが負けてしまった。悔しい気持ちの方が強い」とコメントし、逆転3ランを浴びたシーンを悔やんだ。

ジョン・シュナイダー監督も「ユウセイは降板するまで、本当によく投げた。我々はそれまでにもっと追加点を挙げ、もっとうまくやれる場面があった。あのような素晴らしい投球が無駄になってしまうのはつらい」とし、菊池の投球には高評価を与えた。

一方、ソトは菊池から打った本塁打について「そりゃ100%振るつもりだったよ」と笑顔。カウントが3-0だったため、1球見逃すことも考えられたが「彼がストライクを欲しがるのは当然だったし、あんな厄介な球を投げる投手でも甘いコースに来るだろうと思っていたから積極的に行ったよ」と振り返り、狙い通りにストレートを捉えたと明かした。

ヤンキースはジャッジに1発こそ出なかったものの、18安打10点の猛攻で連敗を止めた。

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