【MLB】カブスの大砲ベリンジャー、トレード話が急浮上 古巣ドジャースへの加入は…… 地元メディア「簡単に言うとノー」と否定的 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】カブスの大砲ベリンジャー、トレード話が急浮上 古巣ドジャースへの加入は…… 地元メディア「簡単に言うとノー」と否定的

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【MLB】カブスの大砲ベリンジャー、トレード話が急浮上 古巣ドジャースへの加入は…… 地元メディア「簡単に言うとノー」と否定的
  • 【MLB】カブスの大砲ベリンジャー、トレード話が急浮上 古巣ドジャースへの加入は…… 地元メディア「簡単に言うとノー」と否定的

米地元メディア『ドジャース・ネーション』は28日(日本時間29日)、「コディ・ベリンジャーがトレードされる可能性あり:ドジャースは彼を復帰させるべきか」という見出しを掲げ、記事を公開。ここ最近、急拡大しているカブスの大砲の移籍情報に関して、持論を展開した。

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■ヤンキースやレンジャーズが獲得へ前向きか

米スポーツメディア『ジ・アスレチック』が同日、「ヤンキースやレンジャーズがシカゴ周辺でのスカウト活動を活発化させており、トレードでベリンジャー獲得を狙っている」という趣旨の記事を公開。この報道を受けて『ドジャース・ネーション』が反応した。

「ベリンジャーは興味深い選手であり、ドジャースは彼と若手有望株のトレードを検討するだろうか。本当にチームはそうすべきだろうか」と投げかけた上で、「シンプルに答えると、ノーだ」と記した。

ベリンジャーは一塁と外野を守れ、ドジャース在籍時の2019年にはナ・リーグMVPを獲得。外野陣が手薄とされる古巣が、ヤンキースやレンジャーズと同じく獲得に乗り出しても不思議ではない。しかし、『ドジャース・ネーション』は帰還に難色を示した。

同メディアは「カブスが自分たちの才能を売りに出すか分からないし、ベリンジャーがドジャースに戻ることも意味がない。彼はカブスで5つの異なるポジションをこなす真のユーティリティープレーヤーになった。ただ、彼の出場はほとんど外野で、主に中堅だった。しかし、彼の成績はドジャースで中堅を守るアンディ・パヘスとほぼ同等だ」と指摘。

■パヘスと成績変わらず「トレードの必要ない」

ここまでパヘスは打率.255、8本塁打、23打点、OPS.711。ベリンジャーは打率.271、9本塁打、34打点、OPS.759(現地28日時点)となっている。後者が僅差でリードしているものの、「ドジャースとしては、若手有望株を差し出してまでトレードする必要はないだろう」というのが、獲得に否定的な理由となっている。

同メディアは最後、「ベリンジャーをトレードしてもドジャースが強くなるわけではない。ファンが懐かしさを覚えるだけで、ワールドシリーズ優勝に導くのには不十分。外野手よりもムーキー・ベッツ内野手が離脱した遊撃手を補強する方がはるかに理にかなっている」とした。

鈴木誠也外野手、今永昇太投手が所属するカブスは現在、ナ・リーグ中地区で最下位。このため、今夏のトレード市場では「売り手」に回ると伝えられており、チームは主砲であるベリンジャーをトレードで放出し、リターンとして若手有望株を獲得するという見方が有力となっている。

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