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5日、大井競馬場で行われた“ダート3冠”の頂上決戦、第70回東京ダービー(JpnI、ダ2000m)は、ラムジェット(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)が優勝。見事、ダービー馬へと輝いた。
6馬身差の2着にはサトノエピック(牡3、美浦・国枝栄厩舎)、2着に2馬身差の3着にはアンモシエラ(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)。
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■これまでと一転して先行策
スタート後はアンモシエラがハナに立ち、2番手にサトノエピック、それを見る形でラムジェットが外を追走。そのまま縦長の隊列で進み、4コーナーを迎えるとラムジェットがもたつき、前の2頭との差が開いたものの、ジワジワ追い上げ、残り150m付近で2頭を交わすと、勢い止まらずグングンと脚を伸ばして6馬身差の圧勝を収めた。鞍上の三浦皇成騎手はJpnI3勝目。
レース後、三浦騎手は「まだまだこの馬は舞台を上げていかないといけないので、その中で馬の気分、リズムを重視した。おのずとあのポジションになり、今日はラムジェットにとって、とてもいいリズムだった」とレースを振り返った。また「もっともっと上に行く馬だと思っている」と、ラムジェットに大きな期待を寄せた。
「世界へ羽ばたくダート競馬へ」と掲げられ、今年から始動した日本ダート三冠ロード。1冠目・羽田盃は中央所属馬のアマンテビアンコ、2冠目・東京ダービーも中央所属馬のラムジェットが制した。
最後の1冠は10月2日、ジャパンダートクラシック。フォーエバーヤング参戦で真の頂上決戦なるか。まだ終わらないダート三冠ロードに今後も注目となる。
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