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22日(日本時間23日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に「2番DH」で先発出場したドジャース大谷翔平投手は4打数1安打に終わり、打率は.354。チームは0-6で敗れ、2連敗となった。
この日、ナ・リーグ本塁打部門でトップに立つマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)が15号アーチを放ち、大谷に2本差を付けた。こちらの試合は9-2でブレーブスが快勝した。
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■ブ軍大砲、本塁打と打点で2冠キープ
大谷は初回の第1打席で左前打を放ち、連続試合安打を4に伸ばした。しかし、その後は音なし。結局4打数1安打に終わり、5戦ノーアーチとなった。
一方、ナ・リーグ本塁打部門でトップに立つオズナは、敵地カブス戦に「3番DH」で先発出場。4-1で迎えた7回2死一、二塁の第4打席で、相手2番手ホセ・クアス投手のスライダーを完璧に捉え、左翼スタンドへ運んだ。
今季15号は打球速度107.6マイル(約173キロ)、飛距離394フィート(約120メートル)を記録した豪快な一撃で、13号で足踏みしている大谷に2本差を付けた。さらに打点も「46」に伸ばし、こちらもトップをキープ。現在ナ・リーグで2冠となっている。
この日のブレーブスは、昨季ナ・リーグ本塁打王のマット・オルソン内野手にも7号アーチが飛び出しており、ここに来てエンジンがかかってきた様子。2人の本塁打を見守ったトラビス・ダーノー捕手は「(主軸に)本塁打が出ると、多くの選手たちが少しリラックスするんだ。そのおかげで、さらに本塁打や安打が増える。(彼らの本塁打で)多くの人がリラックスできるようになる」とし、オズナとオルソンの“一発効果”を分析した。
■5月だけで8本塁打をマークし完全復活
また、2022年のア・リーグMVPアーロン・ジャッジ外野手も本拠地で行われたマリナーズ戦に「3番中堅」で先発出場。すると、第1打席でいきなり14号2ランをマーク。相手先発ブライス・ミラー投手のスライダーを逆方向へ運ぶ、技ありの本塁打だった。開幕後は不振を囲っていたが、5月だけで8本のアーチをかけて急速に復調。リーグこそ違うものの大谷をあっという間に抜き去った。
この日のヤンキースはフアン・ソト外野手も13号を放っており、大谷に並んだ。現在、両リーグを通じての本塁打数1位はアストロズのカイル・タッカー外野手で、すでに17本となっている。
5試合ノーアーチの大谷に対して、各チームのスラッガーは加速。まだ序盤とはいえ、本塁打王レースはすでに熱気を帯びている。
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