先週は米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」と豪州ツアーとアジアンツアーの共催大会「ニュージーランドオープン」で日本選手たちが輝いた。
米女子ツアーでは古江彩佳が最終日に一時単独首位に。惜しくもツアー2勝目とはならなかったが、今季の調子の良さを見せた。また西村優菜と畑岡奈紗が今季ベストの3位タイで大会を終えた。
男子は「ニュージーランドオープン」に参戦していた幡地隆寛がアジア勢で初めて優勝するという快挙を達成。プロ10年目にして初勝利を海外で飾った。
今季海外ツアーでの活躍が目立つ日本選手たち。果たして先週海外ツアーに出場した選手たちは一体いくら稼いだのか。
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■アジア勢初の快挙を達成した幡地隆寛は約3000万円獲得
米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」には、古江、西村、畑岡、笹生優花、稲見萌寧の5人が出場。稲見は体調不良により途中棄権となったが、残りの4人は全員トップ20に入る活躍を見せた。
ツアー2勝目の期待がかかっていた古江は、最終日に一時単独首位となるも失速。通算7アンダー、8位タイとしたが、それでも今季4戦に出場し3試合でトップ10入り。今大会でも3万8484ドル（約579万円）を獲得した。最終日に6バーディ、ノーボギーの「66」と猛追を見せた西村と、同じく最終日に3バーディと伸ばした畑岡はともに今季ベストの3位タイでフィニッシュし8万9471ドル（約1345万円）を獲得した。笹生も最終日「66」でまわり、17位タイ。2万2681ドル（約341万円）を手にしている。
男子では幡地が豪州ツアーとアジアンツアー共催大会である「ニュージーランドオープン」で初優勝。プロ10年目にして念願の1勝を掴み取った。この優勝で幡地は20万1686ドル（約3033万円）を獲得した。なお日本勢2番手となる通算11アンダー、21位タイで大会を終えた佐藤大平と堀川未来夢はともに1万1428ドル（約172万円）を獲得している。
欧州ツアーでは星野陸也と中島啓太が「SDC選手権」に出場。中島は初日に「80」という大乱調に見舞われ、今季3度目の予選落ち。星野は通算1アンダー36位タイで大会を終え、9297ユーロ（約152万）を手にした。
最後にLIVゴルフ・ジッダに出場した香妻陣一朗は、初日「65」の7位とするもその後は徐々に後退。最終日は2オーバーと崩れ通算3アンダーの31位タイで大会を終えた。この大会で香妻は15万3833ドル（約2313万）を獲得し、日本勢では2番目の稼ぎとなった。
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（G.Tsukamoto／SPREAD編集部）
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