本田圭佑がサプライズ訪問で子どもたちをサポート「プロになるためには……」 “二刀流”で熱血指導「毎回チャレンジしてください」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

本田圭佑がサプライズ訪問で子どもたちをサポート「プロになるためには……」 “二刀流”で熱血指導「毎回チャレンジしてください」

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本田圭佑がサプライズ訪問で子どもたちをサポート「プロになるためには……」 “二刀流”で熱血指導「毎回チャレンジしてください」
  • 本田圭佑がサプライズ訪問で子どもたちをサポート「プロになるためには……」 “二刀流”で熱血指導「毎回チャレンジしてください」

部活生の強さひきだすプロジェクトRiseUp」が1月上旬にバディサッカークラブ江東にて行われ、元サッカー日本代表MFの本田圭佑がサプライズ訪問した。

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■言葉がけで子どもたちをサポート

同プロジェクトは憧れの現役アスリート、元アスリートが全国の部活チームを訪問し、ヒーローたちの言葉を通して部活生がもつポテンシャルを最大限引き出す、というコンセプトで行われてきた。

今回は「4v4 U10(フォーブイフォー ユーテン) 特別編」として実施され、発起人である本田が特別コーチとして参加。この日集まったバディSC江東U-9クラスの14人の子どもたちが基礎練習をした後に、スペシャルゲストとして招かれた。

本田の「短い時間ですが、みんなと一緒にサッカーができることを楽しみにしています」という挨拶のもとレッスンはスタート。1対1のボールキープ練習では「仲の良い友だちよりも積極的に自分より上手い子と組んでプレーしよう」と本田らしい言葉がけも見られた。

また、「意識をしないと自分の得意なことばっかりやってしまう」と、チャレンジすることを伝授し、シュート練習の後に行われた3組での5対5のミニゲームでは、本田がゴールキーパーとフィールドプレーヤーの“二刀流”として参加。

本田と同じチームでプレーした子どもたちからは、「パスをもらった時は嬉しかった。(プレー中は)気持ちで負けないことが大事だと言っていました。いつも気持ちで負けていたので、次は気持ちで負けないようにしようと思いました」といった感想が聞かれた。

本田は「プロになるためには何度も負けてしまうこともあるかもしれませんが、チャンスがあるなら毎回チャレンジしてください」と語りかけ、夢へ向かうためにチャレンジすることの重要性を語った。

■食事の重要性を伝授

後半には株式会社明治の管理栄養士 田中さんによる特別栄養講習会が約1時間行われた。

冒頭に本田からは自らの経験をもとに食事の重要性を述べ、「体のことに気を使って食べることは大事。走ること、ドリブル、シュート、ジャンプすることなど頑丈な体を作ることは食事からです。意識して食事を摂る選手と意識していない選手の差が出ます」とコメントした。

田中さんからは、成長期には食事・運動・睡眠の3点セットが大切だと説明が。「これを意識して生活することで、もっとサッカーを頑張り楽しく過ごせるカラダを作ることができます」と重要性が伝えられ、保護者や子どもたちは熱心に聞き入り、メモを取る様子も見られた。

質疑応答の時間では保護者からさまざまな質問が寄せられ、試合前の食事について聞かれた田中さんは「カラダにエネルギーを蓄えることが大切。主食と果物をたっぷり摂るようにして欲しいです」と返答した。

今回本田を招いて行われた「部活生の強さひきだすプロジェクトRiseUp」の特別編は、技術的要素だけでなく、メンタルや栄養管理の重要性を改めて感じる機会となった。

食事の重要性を説く本田圭佑 提供:SPORTS BULL

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)

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