サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は28日、北朝鮮代表と対戦。26分のセットプレーから高橋はな（三菱重工浦和レッズレディース）が押し込み先制点を奪うと、76分には藤野あおば（東京ヴェルディベレーザ）がヘディングで追加点。1点を返されたものの、最後までリードを守り抜き2大会連続6度目となる大舞台への出場権を獲得した。
■GK経験者同士の「あるある」に共感
試合後に広がる歓喜の輪。その立役者のひとりが「山下の1ミリ」とも称されたビッグセーブを披露した山下杏也加（INAC神戸レオネッサ）であることに異論はないだろう。前半終了間際に見せた同点ゴールの阻止。プレーそのものはもちろんのこと、ゴールキーパー経験者の間に広がる「共感の声」も注目を集めている。
◆【実際の映像】「GK経験者なら同意してくれると思うけど……」山下の1ミリを生んだ“咄嗟の判断”
世界で約2.5億人、日本では309万人とも言われるサッカーの競技人口。実際にGKとしてプレーした選手も多く「キーパー経験者なら同意してくれると思うけど、あの一発目で飛ばない判断ができるの本当に凄すぎる」「GKやったことある人ならわかる、あの一歩踏み込めるかどうかって普段の練習によるものなんだよな」と、勝敗の分かれ目になり得た場面で出た“咄嗟の判断”を称える声とGK経験者同士による共感の声が上がっていた。
代表キャップ60試合超えと豊富なキャリアを持つ山下。WEリーグ初代MVPを獲得した不動の守護神のさらなる活躍に期待したい。
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（SPREAD編集部）
